環境推進体制

当社では、環境活動の活発化、意識向上、優秀な改善事例の横展開を目的として、社内環境表彰を行っています。
国内外の拠点より社内環境表彰のテーマを募集し、2023年度は、応募総数56件のうち優秀賞4件、入賞20件の計24件を選出しました。
また、表彰事例の横展開が図れるよう社内イントラネットにより情報共有し、環境活動の推進につなげております。

当社では、全従業員に対する環境活動についての教育（イントラを活用した座学）および環境関連の業務に従事する社員に対する専門教育をグローバルに実施しています。専門教育の一例として、工場排出物教育、化学物質管理教育、省エネルギー活動交流会などを実施しています。
環境事故の未然防止を目的に、廃棄物・有価物交流会、環境リスク事例研修会を実施しています。
廃棄物・有価物交流会は、国内では2015年から、中国では2018年から開始し、環境リスク事例研修会については、国内では2018年から、中国では2019年から開始しました。特に中国では、併せて、当社管理基準(工場排出物や化学物質等）教育を行っています。
また、APAC地域においても当社管理基準の教育や現場確認による改善活動を行い、管理レベルの向上を図っています。
2020年度からは、新型コロナウイルスの影響により、リモートでの研修会や交流会を開催し継続して教育活動を行っています。

当社では、環境マネジメントシステムの確実な運用を確認し、法令およびその他の要求事項の順守状態を確実なものにするため、環境内部監査を定期的に実施しています。
2016年度より、社内カンパニーの枠を超えた、他カンパニー監査員による相互環境監査を実施しています。
他カンパニーの監査員の所見を得ることで新しい知見を広げ、管理レベルの向上を図っていきます。
2020年度からは、新型コロナウイルスの影響により、リモートでの監査を実施し、継続して監査活動を行っています。
また、監査現場にカメラを持ち込み、現場確認を行う手法を取り入れ現場監査を継続しています。