パナソニック ソリューションテクノロジーは前職の取引先でした。出会ったメンバー全員の人間性が素晴らしいことに驚き、「社風のいい働きやすい会社に違いない」と直感。入社して15年以上経った今も、あのときの直感は間違っていなかったと感じています。課長に就任してからはプレイングマネージャーとして、メンバーのマネジメントとお客様への提案を同時進行で行っています。私の課はICTインフラ事業に加えてAI事業やBI事業も担っており、扱うソリューションは実に多彩です。これまでに、官公庁、メーカー、通信キャリアなど、200社以上のお客様とお仕事をさせていただきました。現在の業務の軸となっているのは、将来的な案件獲得を見据えたプレSE活動。お客様の要望を最初にヒアリングするのは営業ですが、技術的な知見を持って具体的な提案を行うのはプレSEです。提案から受注に至るまで長い期間を要することも多く、その間も根気強くアプローチを続けます。

数年前、ある大規模サービスのシステムを刷新するとして、12社競合のコンペが開催されました。社内の誰もが「うちでは勝てない」と諦めていましたが、私には勝算がありました。システムの規模が大きくなればなるほど、稼働に必要な機器の数も増えます。サービスの安定稼働を何より重視するお客様にとって、すべての機器をパナソニック製に統一する提案は、保守面での安心感において他社に決して負けないと考えたのです。目論見が的中し、無事に受注に至ったときには胸が高鳴りました。この出来事はわたし自身にとってはもちろん、会社にとってもターニングポイントとなり、「大きな案件にこそ積極的にチャレンジしよう」という考えが浸透。受注に繋がるケースもどんどん増えています。今後はメンバーの自発的なチャレンジをバックアップし、楽しく、気持ちよく仕事ができる環境を整えることで、個々のスキルアップを促進していきたいですね。