何かを作り出す仕事に携わりたいと考え、IT業界を志望しました。パナソニック ソリューションテクノロジーに注目した理由は、自社開発が中心であることに惹かれたから。また、インターンに参加した際、学生一人ひとりに親身に寄り添ってくれる先輩たちの人柄から社風の良さを感じ、ここでなら、チームの一員としてみんなと一緒に成長していけると確信しました。入社以来、AIチャットボット「WisTalk」を稼働させるAWS基盤の運用を主に担当しています。月次レポートやコスト管理、人為的なミスを減らすための自動化促進を含めた運用改善、定期的なバージョンアップ、エラーが起きた際のサポート業務などに加え、お客様の個別のご要望に応じて設定変更を行うことも。当社では数多くの商材を扱っており、先日は「Microsoft TeamsとWisTalkを連携させてほしい」というご依頼に対応しました。商材の幅広さが、業務の中で得られる知識の幅広さに繋がっていると感じています。

特に印象に残っているのは、AWS基盤の運用アカウントのアクセス権限変更をわたしが中心となって行ったこと。それまでは、上司が作成した手順書に則って設定変更を行った経験しかなく、運用状況の調査から手順書の作成、権限変更の実作業まで自ら行うのは初めてでした。作業はシステムの稼働中に行うため、ミスは決して許されません。万が一の事態が起こった際にどうリカバリするかも含めて上司に相談し、周囲のサポートを得ながら迎えた作業当日。大きな問題なく全ての権限変更を終えられたときは本当に嬉しかったです。わたしにとっては、ひとつのプロジェクトを完遂したのと同じくらいの達成感でした。この経験を通じて、わからないことがあったとしても地道な調査で道を切り拓いていく「解決力」を身に付けられたと感じています。運用担当は、直接的に新たなサービスを生み出すポジションではありませんが、快適にサービスを使い続けていただくための「工夫」を生み出しています。今後は、多くの「工夫」が施されたシステムを横展開し、会社全体の業務効率化に貢献したいですね。