国が違えば空調の考え方も違う中東・アフリカでの販売強化を目指して 海外マーケティング 国が違えば空調の考え方も違う中東・アフリカでの販売強化を目指して 海外マーケティング

01.生活に密着した商品、サービスを提供する会社に 01.生活に密着した商品、サービスを提供する会社に

大学ではジャーナリズムを専攻し、事実を正確に発信する報道のあり方について学んでいました。ただ将来はマスコミ関係ではなく、生活に密着した商品やサービスに関わる仕事がしたいと思っていました。幼少の頃、アメリカで過ごしていたので、国柄や文化により異なる生活様式に興味をもっていたことが影響したのだと思います。

そんな観点で、就職活動ではOB、OG訪問をたくさんしました。その中でパナソニックという企業や、そこで働く人たちの仕事に対する姿勢が自分のフィーリングとマッチし、私もここで働きたいと思ったことが決め手でした。

海外マーケティング 担当者の業務風景の写真

2020年に入社。現在は海外向けのマーケティングを担当する部署で、新興国の販売会社や代理店とのやりとりを行っています。4名の同僚と上司が各エリアに分かれて請け負っていますが、私は中東、アフリカの担当させていただいております。その国でニーズが見込まれる商品のマーケティングから始まり、販売企画、現地販社との協議、受発注・納期管理、出荷確認まで、中東・アフリカ向け業務用空調の販売拡大にむけた業務全般を任されています。

入ったばかりの頃は、もちろん何をしたら良いのかわからないことばかり。でも先輩が「疑問があれば、何度でも聞いていいんだよ」と優しく声をかけてくれたことで、気持ちが楽になりました。周囲の方たちに恵まれ、今とても仕事がしやすい環境にいることに感謝しています。

海外マーケティング 担当者のカフェスペースでの写真

02.現場に足を運ぶことの大切さ 02.現場に足を運ぶことの大切さ

海外担当といっても、コロナ禍ということもあり、なかなか海外に出向けず、基本的に日本から現地とのやりとりを行う形で進めています。ただ、先日初めて念願の海外出張へ行き、そのときの経験は今の私に大きな影響を与えています。

中東地域は、紛争などの側面からの報道を目にすることが多くなってしまっていますが、実際に行ってみて初めて目にする景色に、それまでの印象が180度変わったことを覚えています。

現地では業務用空調の導入現場にも連れて行ってもらい、普段やりとりをしている販売店や代理店の先にいる人たちから話を聞くことができました。夏は息を吸うのも大変なほどの暑さとなる中東では、空調は生きる上での必需品。例えばヴィラと呼ばれる高級住宅では、一般の家屋でも業務用空調が整備されていることなど、想像と違ったニーズや考え方あることを肌で感じることができたのは大きな収穫でした。

大学時代に学んでいたジャーナリズムとも通じることかもしれませんが、やはり現場に足を運んでみないとわからないことがたくさんある。これはどんな職業でも大切なことなのだと思います。

03.自分の軸を定めて後悔のない決断を 03.自分の軸を定めて後悔のない決断を

入社3年目を迎え、仕事の楽しさ、やり甲斐を感じながら過ごすことができています。今後は、さらなる向上のために、“軸”をもって仕事に取り組みたいと考えています。仕事をしていると、様々な決断を迫られる場面があります。すべてにおいて正解を出すことは難しいですが、そんなとき「ここだけは譲れない」という軸をもっておけば、後悔のない決断をすることができると思うのです。先輩や他の業界から転入されてきた方も多い部署ですので、経験豊かな周囲の意見も参考にしながら成長していきたいです。

これから自分の後輩となる社員も増えてきます。私が先輩から教えていただいた気遣いの心や「自分の見えている所以外でも多くの人が携わっている」という感謝の気持ちを忘れずに、下の世代にも接していきたいと思います。

海外マーケティング 担当者の写真

※掲載内容は、2023年3月時点のものです。