情報セキュリティ教育
情報漏えいの約86.3%※1は人的要因(ヒューマンエラー)です。
企業がひとたび情報セキュリティ事故を起こすと社会的信頼を失い、経営に大きな影響を与えます。
パナソニックではリスク対策に欠かせない、職場風土の醸成に効果的な多彩なラインアップを揃えたeラーニングをはじめ、集合研修、標的型メール訓練など、豊富な情報セキュリティ教育コンテンツを取り揃えています。また、eラーニングはお客様のご要望に応じたカスタマイズ※2も可能です。たとえば、お客様の組織ルール・風土に合わせた変更や、設問・解説を最新情報へ都度更新など、お客様に合わせたオリジナル教材へ作り替えることができます。
お客様の情報セキュリティの課題解決に、パナソニックの情報セキュリティ教育をご活用ください。
大学向け情報セキュリティ教育はこちらを参照ください。
※1 参考:「令和5年度個人情報保護委員会 年次報告」(個人情報保護委員会)
※2 お客様が実施できるカスタマイズには対象範囲とご利用プランに一定の制限がございます。また、制限外のカスタマイズをご希望の場合は個別のカスタマイズとして有償にて承ります。詳しくはご相談ください。
講座ラインアップ
ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ eラーニング

IPA 10大脅威2024(組織向け脅威)、
改正不正競争防止法に対応!
最新の事故事例を取り入れたケーススタディと音声入りの解説で、ビジネスの場面での情報セキュリティ脅威について学習できます。
単元ごとに全17講座(内、4講座は英語対応)で構成され、1講座からご利用が可能。トピック型の定期研修や事故後の再発防止研修、個人情報保護研修などに最適です。
組織を守る情報セキュリティ講座 eラーニング

IPA 10大脅威2024(組織向け脅威)、
各種法令の改正に対応!安心して利用できます。
集合研修の座学部分をeラーニング化。情報セキュリティ上抑えておきたい知識と脅威、対策を総合的に学べます。初めての情報セキュリティ教育や集合研修の事前学習に最適です。一般編、組織責任者編に分かれており階層別教育にもご利用いただけます。
テストで学ぶ 情報セキュリティ eラーニング

生成AIやクラウド利用、内部不正に関する設問を追加!
テスト形式で情報セキュリティの脅威と対応のポイントを簡潔に学べます。ビジネスシーンを想起させる3コマ漫画形式の問題と、要点を整理したイラストを含む解説で正しい行動を学べます。16言語対応で最大144問から設問を選定し実施できるので、ISMS※などの認証取得・維持に必要な定期的な教育や個人情報保護、営業秘密の保護などのトピック型教育など、全従業員向けの教育に最適です。
年々高度化・巧妙化し、リスクが拡大している標的型攻撃メールの知識を習得します。 | |
意識改革を行い実際の行動につなげることを目的としています。管理職やセキュリティ担当者向けの研修を数多く実施しています。 |
eラーニング導入プランと価格例
eラーニングの提供プランは、ek-Bridge Learning、ライセンス販売型の2種類ございます。お客様のお悩み・ご要望に合わせた最適なプランをご提案します。
- ek-Bridge Learning
- ライセンス販売型(買取型)
■ ek-Bridge Learning
当社eラーニングシステム上に登録済みのeラーニングを期間限定で利用するプランです。
特長
- システムとコンテンツがセットになったサービスです。eラーニングシステムをお持ちでなくてもすぐにご利用になれます。
- ライトプラン、スタンダードプラン、情報セキュリティパックの3つのプランをご用意しています。必要な機能、ご利用期間に応じて最適なプランが選べます。
- 利用期間はプランによって異なります。スタンダードプラン、情報セキュリティパックでは利用期間が1年間となります。
- ID数と選択するプランによって料金が変わります。
価格<例>
提供プラン | ID数 | 受講期間 | 価格(税抜) |
---|---|---|---|
ek-Bridge Learning ライトプラン (ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ 1講座) | 50ID | 3ヵ月 | 130,000円 1人あたり 2,600円 |
100ID | 160,000円 1人あたり 1,600円 | ||
500ID | 364,000円 1人あたり 728円 | ||
1000ID | 520,000円 1人あたり 520円 | ||
ek-Bridge Learning 情報セキュリティパックプラン (情報セキュリティ全35講座) | 50ID | 1年 | 240,000円 1人あたり 4,800円 |
100ID | 300,000円 1人あたり 3,000円 | ||
500ID | 708,000円 1人あたり 1,416円 | ||
1000ID | 1,020,000円 1人あたり 1,020円 |
- 掲載価格には消費税は含まれておりません。
- ライトプラン、スタンダードプランにおいて「ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ」「テストで学ぶ 情報セキュリティ」の日本語版、英語版をそれぞれご利用の場合は、2講座のご利用となります。
- ご購入は50IDから、100ID以降は100ID単位での価格体系となります。詳しくはお問い合わせください。
よくある質問
![]() | 各講座でレベル感や利用方法に違いはありますか? |
![]() | レベル感に違いはありません。全講座共通して社会人に必要な情報セキュリティに関する知識や意識をテーマにしています。 |
![]() | 管理者用の管理画面は用意されていますか? |
![]() | はい、ございます。 eラーニングコンテンツとシステムがセットになった「ek-Bridge Learning」のご契約でご利用いただけます。 詳しくはこちらをご覧ください。 「ek-Bridge Learning」eラーニングシステムの機能について |
![]() | 複数コースを同時に利用する場合、割引やお得な申込方法はありますか? |
![]() | 多言語や講座のセット申し込みなど、各種割引やお得なお申込み方法をご用意しております。詳しくはお問い合わせください。 |
![]() | 更新頻度はどのくらいですか? |
![]() | 情報処理推進機構(IPA)から発表される「情報セキュリティ10大脅威」など、社会的に影響の高いトピックや法改正に基づき、年1回程度の更新を実施しています。 |
![]() | 利用実績は? |
![]() | 製造業、情報・通信業、サービス業、商社から独法、大学まで幅広い業種・業態のお客様に利用いただいています。 ご利用実績の一部を「導入事例」部分にまとめておりますので、ご参照ください。 |
![]() | 専門家の監修は受けていますか? |
![]() | 情報セキュリティに関連する法令(個人情報保護法、不正競争防止法など)について、情報セキュリティ分野に詳しい弁護士の監修を受けています。 |
![]() | カスタマイズは可能ですか? |
![]() | 可能です。別途カスタマイズ費用と工期が発生します。詳しくはお問い合わせください。 |
![]() | 導入までにかかる期間や手順はどうなっていますか? |
![]() | 「ek-Bridge Learning」をご利用の場合、お申し込みから利用開始まで7営業日程度です。 ※カスタマイズをご利用の場合は別途作業日数が加わります。 お申し込みと利用開始までの手順については資料をご用意しております。ご不明な点はお問い合わせください。 |
導入事例
東京港埠頭株式会社様

利用者数
300名
活用状況
2016年から契約社員、派遣スタッフを含めた全社員対象の「情報セキュリティ研修」の一環として毎年活用。
解説と確認テストがセットで受講できるため、受講者の理解度が把握でき、満足度が高い研修となっている。
株式会社明電舎様

利用者数
8,500名
活用状況
国内外のグループ会社含め、情報セキュリティ教育を3言語(日・英・中)で実施。学習内容として幅広いセキュリティ分野がカバーされており、予定している学習範囲を十分に満たしていた。
複数回受講した場合でも全ての回答結果が上書きされることなく確認できるため、従業員の苦手な分野が誤答数から明確に分かるようになった。繰り返しの実施が大切なので、来年も設問内容を変えて再度利用を検討したい。
名古屋鉄道株式会社様

利用者数
6,000名
活用状況
情報セキュリティ教育をグループに大規模展開するため、受講者数に制限のない買取型で導入したeラーニングコンテンツは、コスト面で大きなメリットを実感。将来は「ek-Bridge」を活用して、情報セキュリティに限らずさまざまな社員教育に役立てたいといいます。
株式会社マスダック様

情報セキュリティ意識が根付いた社内風土づくり ~ eラーニングとガイドブックで事故を起こさないための情報セキュリティ教育
フレキシブルな受講を可能にするeラーニングとカスタマイズしたガイドブックでより自社にフィットした教育を実現。
システムライフ株式会社様

プライバシーマークと情報セキュリティ意識の継続のために
~ シフト勤務でも自宅受講可能なeラーニングで全従業員の受講を可能に
紙教材と違って配布したり集計したりといった煩わしさもありません。非常にシンプルに運用できるところも、eラーニングの利点だと思います。
東京外国語大学様

大学における情報セキュリティ教育
~ 集合研修とeラーニングで知識を底上げ。情報セキュリティリスクの軽減に繋げる。
字ばかりですとどうしても固く、とっつきにくく感じるのですが、イラストがあるとなじみやすくて、学習しやすいと感じました。
アイ・ビー・テクノス株式会社様

情報セキュリティ教育で事業継続と業績UP
~ eラーニングでPDCAのベースを構築
社内の情報セキュリティに対する意識の確立や意思統一を図るためeラーニングを導入。集合研修の難しい地方拠点や長期出張者にもローコストで学習が可能。
■ その他の導入企業(一部)
お客様の業種 | 利用者数(人) | 導入プラン | 導入教材 |
---|---|---|---|
機械メーカー | 70,000 | ライセンス販売型(1年) | 速学シリーズ情報セキュリティeラーニング(標的型メール編) |
総合商社 | 20,000 | ライセンス販売型(1年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ |
電気機器メーカー | 18,000 | ライセンス販売型(1年) | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(1講座) |
ゴムメーカー | 13,000 | ライセンス販売型(永年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ(日、英、中) |
情報・通信業 | 10,000 | ライセンス販売型(永年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ(日、英) |
大手建設業 | 8,000 | ライセンス販売型(永年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ |
金属加工機械メーカー | 8,000 | ライセンス販売型(1年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ(日、英、中) |
建設業 | 8,000 | ライセンス販売型(永年) | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(1講座) |
ゴムメーカー | 6,000 | ライセンス販売型(永年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ(日、海外11言語) |
国立大学 | 2,500 | ライセンス販売型(永年) | テストで学ぶ 情報セキュリティ(大学向け)(日、英) |
畜産系商社 | 2,000 | ライセンス販売型(永年) | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(15講座) |
精密機器メーカー | 6,000 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(1講座) |
情報・通信業 | 1,600 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(2講座) |
情報・通信業 | 1,000 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(4講座) |
情報・通信業 | 1,000 | ID販売型 | テストで学ぶ 情報セキュリティ |
医療機器商社 | 1,000 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(15講座) |
法律事務 | 1,000 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(3講座)(日、英) |
システム開発 | 600 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(1講座) |
不動産 | 500 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(15講座) |
情報通信機器卸売業 | 400 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(8講座) |
オンラインサービス | 300 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(15講座) |
私立大学 | 300 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(15講座) |
システム開発 | 250 | ID販売型 | ビジュアルで学ぶ情報セキュリティ(2講座) |
情報セキュリティ教育について
■ 情報セキュリティ教育の目的
情報セキュリティ教育を行なう目的は、組織全体で「守るべきもの」を守る環境(風土)を醸成することだと考えます。
そのためには教育によって知識を習得し、「人」の意識を変えていく必要があります。
「人」は意識が変わると行動が変わるのです。
その結果、組織全体の情報セキュリティレベルが高まっていき、「守るべきもの」を守る風土が醸成され、情報セキュリティ事故防止につながっていきます。
情報セキュリティの要は「人」。
「人」の育成には「継続的な教育を実施すること」が、情報セキュリティを守るためのもっとも重要な対策なのです。

■ 情報セキュリティ教育の手法
情報セキュリティ教育をより効果的に実施するには、まず組織の現状を把握することが重要です。現状を把握して問題点の見える化を行い、その問題点の改善にあった教育を選んで実施する必要があります。
問題点の改善に合わせて、eラーニング・集合研修・テスト形式eラーニングなど、複数の教育手法を組み合わせた効果的な「ブレンディング教育」の実施をご提案いたします。なお、問題点が改善したあとも、変化し続ける脅威に対応できる風土を維持するためには、継続的な情報セキュリティ教育が必要です。

■ 情報セキュリティ教育の目的

情報セキュリティ活動を実施する目的は何か?
その目的は「お客様を守る」ための活動であり、その活動が「組織を守る」ことになり、最終的には「従業員一人ひとりを守る」ことに繋がります。
この活動をより円滑に、そして効果的に実施していくために必要なのが「情報セキュリティを守る風土作り」です。
情報セキュリティを守る風土作りを全社で推進することで、従業員の情報セキュリティを守ることへの意識が向上し、組織の情報セキュリティレベルが向上します。そのために必要になるのが従業員への情報セキュリティ教育の実施となります。