「交渉学 集合研修」の導入事例 門真市役所様

組織内外で求められる交渉能力及び調整能力の向上を図る
~ 実務に活かせるグループワーク中心の交渉学集合研修

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社が提供する「交渉学(コミュニケーション)シリーズ」は、幅広い業種・職種のお客様に好評を頂いている。

今回、平成24年度より毎年交渉学をテーマとした研修を実施し、今年度までに69名のご受講を頂いた門真市役所様よりお話を伺った。

門真市役所 ロゴ

門真市役所
新しいウィンドウ https://www.city.kadoma.osaka.jp/
所在地:大阪府門真市中町1-1
市役所員数:832人

どのような目的で導入されたのでしょうか?

各課における実務において中心的な役割を担う主任が、その責任と役割についての認識を深めるとともに、組織内外で求められる交渉能力及び調整能力の向上を図ることを目的として導入しました。

弊社の交渉学を選定された理由についてお聞かせ下さい

研修事業を実施している新たな企業を選定している中で、市内にある企業に目を向けたこと、また営業担当者の方との打ち合わせにて、本市における「主任の役割」に沿った研修企画を検討いただく際に、交渉学のご提案がありました。
本市では主任に求められる能力のひとつとして交渉能力を挙げていたのですが、それまで「交渉」に特化した研修の実施実績がなかったことも影響し、ご依頼させていただきました。

交渉学集合研修 講義風景

交渉学研修後、どのような効果がありましたか?

主任に求められる様々な能力の中でも、交渉にテーマを絞って研修を実施しており、受講生にとっても研修の目的が理解しやすいと思います。
また、グループワークを中心に実践も学べるので、実務に活かせる内容になっており、研修効果は高いと考えております。

■担当講師より

「交渉」というと、駆け引きで決まるなど、とにかく合意できればよい、といった印象をもつことは少なくありません。
「交渉学」は、その場限りや、いつか破綻するものではなく、中長期的な視点で考えます。相手に譲歩させる事でも無く、お互いにとって望ましいことが何かを考えるものです。長く、良い関係を作ろうとするコミュニケーションを目指し、その場限りの、一時的に良い関係を作ろうとするものでもありません。一見、経験則と思われがちな交渉を、体系立ててトレーニングするものです。最近では、企業研修のほか、ビジネスマン向けセミナーや、一部の大学でも交渉学を導入する事例が増えてきています。

門真市役所さんは、「交渉学」が今と比べて、社会にまだ知られていない平成24年度から主任研修として導入され、今年で4年目を迎えらえています。「交渉学」が大切にしていることを早期に理解され、市民のみなさんとの良い関係作りを大切にされている表れと言えます。「市民に寄り添い、ともに考え、実践し、支援する」職員のいるまちとして、ますますの発展を応援いたします。

田上正範(追手門学院大学准教授・関西大学非常勤講師)氏 写真

講師:田上正範(追手門学院大学准教授・関西大学非常勤講師)
北海道大学大学院工学研究科修士課程卒業、松下電器産業(株)(現、パナソニック(株))入社、半導体デバイスの技術開発部門(主任)、教育サービス事業の企画部門(課長)、関係会社のシステム部門(部長)等の歴任を通じて、社内外の交渉を経て、独立。合同会社IT教育研究所代表。共著に「理系のための交渉学入門」(東京大学出版会、2013)など。

導入商材

  • 交渉学(コミュニケーション)シリーズ

※記載されている内容は、2015年8月の時点での情報です。
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