OCRソフト用開発キット「マイナンバーカード認識ライブラリー」 商品概要


マイナンバーカード認識ライブラリー
■ 通知カード、個人番号カードの入力業務を効率化
「マイナンバーカード認識ライブラリー」は個人番号カードに記載の個人番号、氏名、住所、生年月日、性別の情報を自動的に文字認識(OCR処理)して、文字コードに変換する開発ツールキット(SDK)です。
本ライブラリーをマイナンバー対応の収集サービスや人事・給与システムなどに組み込むことで、マイナンバー入力業務を省力化できます。
※ 個人番号カードの個人番号は、「QRコード(裏面)」の認識に対応しています。


※ (3)の生年月日については、新元号表記に対応しています。
※ 氏名 : 旧姓(旧氏)の併記へ対応しています。(山田が旧氏の例 : 松下 [山田] 太郎)
■ 主な特長
AI処理により、氏名や住所の認識についてより高精度な文字認識が可能です。
姓に使われる「髙」などの環境依存文字の一部や、「﨑」 などJIS第3水準漢字の一部、JIS第4水準漢字の一部の認識に対応しています。

※ AIを活用した文字認識をご利用される場合、GPUを搭載した動作環境を推奨します。(CPU環境での処理も可能です。)
※ Windows版、Linux版での対応となります。
※ AIを活用した文字認識は個人番号カードの表面のみ有効であり、個人番号カードの裏面は対象外となります。
個人番号カードの顔写真箇所を切り出した画像の取得により、顔写真画像を活用するアプリケーションの開発が可能です。

※ 照合の機能は製品には搭載されていません。お客様で処理の実装が必要となります。
認識箇所を切り出した画像を認識結果とは別に取得することで、認識箇所画像と認識結果を並べて、内容を確認するアプリケーションの開発が可能です。

※ Windows版、Linux版での対応となります。
AI処理により、マイナンバーカードが手持ちで隠れた場合や、複雑な背景で撮影された画像に対しても、カードの外形検出ができます。台形補正と併用することで、高精度な文字認識が可能となります。

※ カラー画像のみの対応となります。(モノクロ画像、グレースケール画像には未対応)
※ 個人番号カードの裏面は、AI検出は未対応です。
※ GPUを搭載した動作環境により、処理時間の短縮化が可能です。(Windows版、Linux版)
マイナンバーカードの任意の箇所および、複数個所をマスキングした画像が作成できます。
セキュリティに配慮したマイナンバーカード画像の管理が可能です。

スマートフォンやタブレット端末などのカメラで撮影した画像の歪みを、当社独自の画像処理技術(台形補正)で自動補正します。
補正後の画像をOCR処理することで、高精度な文字認識が可能となります。

チェックデジット算出機能の搭載により、確認・修正作業の効率化を促進します。

※1 チェックデジットとは、総務省令第八十五号にある『検査用数字を算出する算式』にもとづき、数列の誤りの検出、ねつ造防止を目的に、一定のアルゴリズムに従って付加される数値や記号を示します。

パナソニック独自の高精度な活字認識技術をもとに開発したマイナンバー対応OCRエンジンを搭載しました。
個人番号カード※2 に記載された個人番号、氏名※3、住所、生年月日、性別の認識が可能です。

※2 個人番号カードの個人番号は、「QRコード(裏面)」の認識に対応しています。
※3 氏名は旧姓併記の読み取りに対応しています。