変化を恐れず、楽しみながら新しい目的地を目指す仲間を増やしたい 経営企画 変化を恐れず、楽しみながら新しい目的地を目指す仲間を増やしたい 経営企画

01.様々な業務を経験、それが今の自分の糧に 01.様々な業務を経験、それが今の自分の糧に

経営企画の仕事は多岐に渡っているのですが、おもには「中長期的な事業戦略を策定し、それによって定められた方針を職能に発信すること」「事業を推進する中での複合的な課題の原因分析と対策の構築・フォローアップ」という役割になります。

私が吸収式冷凍機で有名だった三洋電機に入社してから25年。その分野での仕事を望んだものの配属されたのはルームエアコンの部署でした。1年の後、念願の吸収式冷凍機の技術者に配属され、そこで10年間働きましたが、その後、技術指導者として中国・大連の工場へ。現地では日本人2人の体制で幅広い業務を経験し、自分の仕事は開発するだけではなく、人との関わりの中で築き上げるものと学びました。その後、日本への帰国のタイミングで事業企画に異動となり、全く異なる分野を経験することになりました。

経営企画 担当者

当時は、腰を据えて自分の好きな吸収式冷凍機の開発に取り組もうという気持ちも大きかったのですが、結果的に様々な部署で、様々な業務を経験することになりました。自分では想定していなかった部署や業務への配属なども経験する中、一貫して「自分の置かれている状況をいかに楽しむか」ということを大切に目の前の仕事に取り組んできました。結果的に、様々な部署での経験によって身に付いた多角的な視点は、今の事業企画の仕事をするうえで非常に役立っています。改めて、「無駄な仕事など一つもない」と自分自身が痛感しています。

02.同じベクトルに向かって走る組織をつくる難しさ 02.同じベクトルに向かって走る組織をつくる難しさ

経営企画という仕事は、事業が上手く進むためのストーリーを描き、それを共有しながら、旗振り役となり関係部署をリードするというものです。直接的に自分が動くのではなく、方針に共感をしてもらい実現に向けた取り組みを実行してもらうという役割なので、その分難しい面がありますが、全員が同じベクトルに向かって進めたときの喜びは大きくなります。

現在取り組んでいるプロジェクトも、検討課題からストーリーを描き、スタディを重ね、数値目標を定めて実行するという流れで進行していますが「新しい企画は難しい」という固定概念からか、最初から全員が一緒の船に乗ってくれるわけではありません。全員の意識と意欲を統一することには、いつも難しさを感じています。

経営企画 担当者

しかし、そういった苦労を乗り越え、取り組みが成功して周囲から一定の評価を受けた時は、多くの仲間と喜び合える醍醐味があります。

03.変化を楽しめる人が多くなれば、その職場は活気付く 03.変化を楽しめる人が多くなれば、その職場は活気付く

世の中は常に変化するものですが、反面、人間は変化を嫌う生き物です。10人の仲間がいたとして、その全員が「時代に合わせて変化をしよう」と最初から考えるのは難しいかもしれません。ただ、少なくともそのうちの2、3人は変化を恐れず挑戦をする気持ちを持っていることが、健全な組織運営には必要だと思っています。

今自分の周りを見回してみて、大泉の拠点にもっとそんな気概を持ったメンバーを増やしていきたいと思っています。変化を楽しめる人が多くなれば、その分職場は活気づきます。

経営企画 担当者

私も群馬という土地に住み、業務用空調事業に携わり始めてから四半世紀が経ちました。自分たちの組織が活気づくことで、愛着のあるこの事業と街がさらに元気になることに、少しでも役に立てれば嬉しいです。

そしてこれから長い間この拠点で仕事をする若い人に「ここに来てよかった」と感じてもらいたい。そのために自分自身ができることをするのはもちろん、同じ船に乗り、同じ目的地に向かって航海をする仲間を増やしていければと思っています。