お客様に、会社に、地球環境にメリットの大きな製品開発を 吸収式冷凍機開発(制御設計担当) お客様に、会社に、地球環境にメリットの大きな製品開発を 吸収式冷凍機開発(制御設計担当)

01.業務用空調の巨大な装置に圧倒 01.業務用空調の巨大な装置に圧倒

もともと業務用空調という業界があることを知らなかったのですが、入社前の工場見学時に初めて巨大な装置を目の当たりにし、そのスケール感と「まだ世の中に周知されていない機械である」ことへの可能性に魅力を感じて、この業界に新卒で飛び込みました。今年で入社14年目になります。

私が担当するのは、吸収式冷凍機に搭載される制御装置の仕様設計と動作検証。机上でソフトやハードの仕様を考え、別部署に試作品として形にしてもらい、それを実験で検証するという役割です。自分のアイデアだけで先行させてしまうと、設計や検証の内容に不足が出る危険性もありますので、開発を担当する1課と生産を担当する2課の仲間と連携を取りながら業務を進めています。

吸収式冷凍機開発 制御設計担当者のカフェでの写真

02.難題をチームでクリアする文化 02.難題をチームでクリアする文化

部署の雰囲気はアットホーム。何か一つの課題に直面すると、それをみんなで知恵を出し合い、解決に向けて協力するという社内の文化ができあがっています。これまでも従来の方式とは異なる、新しい制御の仕組みに取り組んだことがありました。自分の中で考えて、それでも検討が足りず、チームに意見を求めて的確な指摘をもらい解決策を見出していきました。そんな難しい案件ほど今でも印象に残っており、今の自分の礎になっていると感じています。

家庭用空調とは違い、業務用空調はお客様の状況やご要望に合わせたカスタマイズに近い形での生産です。打ち合わせでお客様と直接接触する機会もあり、納入後も伺って使用状況などの話を聞くことがあります。そんなとき「とても助かっています」という好意的な感想をいただくと、大きなやりがいを感じることができます。

吸収式冷凍機開発 制御設計担当者の業務風景の写真

03.業務用空調の可能性を広げ、市場からの要望に応える 03.業務用空調の可能性を広げ、市場からの要望に応える

ガスなどの熱源があれば運転することができるのが吸収式冷凍機の最大の特徴です。それを活かし、地球環境維持にも貢献することができる空調システムとして、市場からの様々な要望に応えていきたいと思っています。そのためには、開発に携わる私たちが新たな仕組みを考え、お客様にとっても、会社にとっても、地球環境にとってもメリットの大きな製品を作り出していくことが重要だと考えています。

吸収式冷凍機開発 制御設計担当者の写真

そしてこの魅力的な事業に、私たちと共に取り組んでくれる新しい仲間がもっと増えていくことにも期待しています。自分にはない“感性のアンテナ”を持つ人と新鮮な議論を重ねながら、新たな業務用空調の可能性を広げていくことが私の目標です。