レーザ溶接では、難しいとされる「溶接深さ検査」。
私たちは、OCT(光干渉断層計測)技術を活用したインプロセス溶接さ検査をガルバノスキャン光学系で実現しました。
この技術の活用で、従来からの、抜取りによる破壊検査からリアルタイムによる非破壊・全数検査が可能になります。
本ページでは、最新の「OCT溶接深さ検査(LW+OCT)」の特長や導入メリット、活用事例についてご紹介します。
1.レーザ溶接におけるOCTとは
2.OCT溶接深さ検査(LW+OCT)の特長
- ガルバノスキャン光学系にて、OCT溶接深さ検査を実現
- 溶接中のウォブリング動作に追従したキーホール計測が可能
- シングルモードファイバーレーザの使用においても計測可能
(マイクロキーホールも測定可能) - 適用が難しいと言われているアルミ材も測定可能
※仕様等の細かな情報は、お問合せ、もしくはホワイトペーパー、カタログをご参照ください。
3.OCT溶接深さ検査(LW+OCT)の導入メリット
装置導入メリットの代表的なものを下記に示します。
- 抜取りによる破壊検査からリアルタイムによる非破壊・全数検査が可能(インプロセス溶接保証へ展開可能)
- 他の検査工程・検査工数の削減、稼働率向上が行えるため、Totalコストの削減が可能
- 全数の溶接品質裏付けデータを集積・保管できるため、トレーサビリティが可能
また、現状の量産工程の課題として、
- 過剰な検査・保全によるロス
- 突発不具合による事後調査によるロス
上記2点など挙げられますが、OCT溶接深さ検査を導入後は、検査頻度、保全タイミングの最適化が図れ、Totalコストが削減可能になり、レーザ溶接工程の更なる効率化が実現できます。
4.OCT溶接深さ検査(LW+OCT)の事例
OCT溶接深さ検査の事例の一部をご紹介します。さらに詳しく知りたい方はホワイトペーパー(基礎編、応用編)をダウンロードしてご確認下さい。