新会社の成長・進化のために、社員のマインドチェンジを。野田 悠子。経営企画部 経営企画課。2002年入社 経済学部卒。入社後、首都圏地区を担当する営業所へ配属。大手カメラメーカーの営業に従事。その後企画部に異動し、新規ビジネス開発、プロモーションに携わる。2017年、販売戦略課に課長として着任。2018年、事務局としてPIMSJ設立プロジェクトに参画。2019年4月より現職。 新会社の成長・進化のために、社員のマインドチェンジを。野田 悠子。経営企画部 経営企画課。2002年入社 経済学部卒。入社後、首都圏地区を担当する営業所へ配属。大手カメラメーカーの営業に従事。その後企画部に異動し、新規ビジネス開発、プロモーションに携わる。2017年、販売戦略課に課長として着任。2018年、事務局としてPIMSJ設立プロジェクトに参画。2019年4月より現職。

新会社の成長・進化のために、
社員のマインドチェンジを。

野田 悠子

経営企画部 経営企画課
2002年入社 経済学部卒

入社後、首都圏地区を担当する営業所へ配属。大手カメラメーカーの営業に従事。
その後企画部に異動し、新規ビジネス開発、プロモーションに携わる。
2017年、販売戦略課に課長として着任。2018年、事務局としてPIMSJ設立プロジェクトに参画。
2019年4月より現職。

新会社発足に伴う
プロジェクトマネジメントを担当
2つの組織統合によって
いかにシナジー効果を生み出すか

私は経営企画部に所属し、中期戦略策定や販売・将来に向けた開発テーマ管理や、それに伴う各種仕組み作りを担当しています。一方、2018年からは、2019年4月発足を目指した新会社パナソニック インダストリアル マーケティング&セールス(株)(以下、PIMSJ)設立プロジェクトに参画し、プロジェクトのマネジメントに従事しました。PIMSJは、国内中小企業および代理店のお客様を対象としていた旧パナソニック デバイス販売(株)と、おもに大手企業を対象としていたパナソニック(株) インダストリアル営業本部の国内営業統括部が統合して誕生した新会社であり、組織統合によっていかにシナジー効果を生み出すかが大きなテーマ。私は事務局として、営業や企画、物流、システムなど、それぞれ業務ごとにワーキンググループを作り、メンバーの意見をまとめ意思決定に反映させる役割を担ってきました。
具体的には、統合したことで業務プロセスを変え、新たな市場戦略の立案や販売管理の仕組みの構築などを進めてきましたが、もっとも重要なことは社員のマインドチェンジだと感じています。新会社の発足は、時代や環境、市場の変化に対応するためであり、そのためには個々の社員のマインドや意識が変わることが求められます。そのダイナミックな変化が、新会社が今後、成長・進化していくために必要なことだと感じています。

立ちはだかった「小1の壁」と「昇格試験」という難題
課長職へのアサインに感じた人を大切にする風土

私は入社7年目に第一子を出産、1年間の育児休業後に職場復帰しました。当社は多彩なバックグラウンドを持った人が集まっており多様性が尊重される組織です。その文化は、ワークライフバランスのあり方にも反映されており、個々の働き方や生き方に対して、周囲の深い理解がある会社です。そんな中でも、第一子が小学校に進んだときは大きな壁に突き当たりました。いわゆる「小1の壁」です。保育園と異なり「学童」の運営時間は保育園より短く、また小学校では親の参加やフォローが必要なことが増えます。それまでとは生活のリズムが大きく変わりました。加えて、当時私は「昇格試験」に挑戦していました。30代でマネジメントを経験したいと考えていたからです。
しかし「小1の壁」を乗り越え「昇格試験」をクリアすることは、時間的にも精神的にも辛かった。試験が不合格になったのを機に転職することも頭を過りました。そんなとき上司から課長職の打診があったのです。心機一転、もう一度新たな仕事にチャレンジしようと思い会社に残りました。振り返ってみれば、キャリアパスに関して当時は焦り過ぎていたのだと思います。そして、私の危機的状況を把握し、課長職にアサインしてくれた上司に感謝すると共に、人を大切にする会社の風土を実感しました。

部下の強みを見出し、
仕事に反映させること
部下の成長をサポート
することは上司のミッション

新会社設立のプロジェクトを経て、現在の経営企画の業務は、以前の販売管理中心から、マネジメントサイクル、企画、財務、人事、基幹システム等、会社経営全体を俯瞰的に捉えることが求められ、大きく視野が広がったと感じています。また、社員のマインドチェンジに向けて、様々な仕組みやプロセスをデザインできるのが面白いところ。
そのデザインの幅が広がっていくところにやりがいも感じています。
一方で、私には6名の部下がいます。部下の成長は私にとって、大きな仕事の喜びとなっています。ある人のことは、強く印象に残っています。彼は一見控えめでおとなしいタイプだったのですが、とても高いITスキルを持っていました。そこで、あるソフトウェアを販売管理に採用することを提案。「やってみて」と。彼は水を得た魚のように取り組み、強力な武器となる販売管理ツールを開発、社内で表彰されるほど高い評価を受けました。このように、それぞれの人が持っている良さや得意なものを引き出して成果が生まれたとき、そして当事者がそれによってやりがいを実感したとき、心から喜びを感じます。部下の成長をサポートすることは上司のミッションなのですから。今後も、部下の理解を通じて、その人が持つ強みを仕事に反映させていきたいと思っています。また経営企画のスタッフとして、会社経営の幅広い知識と経験を身に付け、経営企画の専門性を確立したい。機会があれば、海外の仕事にもチャレンジしたいと考えています。