信頼関係があってこそ、
ビジネスは前へ動く。
稲妻 浩
代理店営業本部 インダストリアル営業部 関東第一営業所
2007年入社 文理学部卒
大学卒業後、証券会社に入社。
仕事は充実していたが、中長期的な自身の成長を考えて新たな場を求めた。
Panasonicには学生時代に触れた書籍で興味を抱き、創業者の考え方に共感。
また、成長できる環境があると感じたことで入社の決め手となった。
入社後直販営業を担当後、2017年から代理店営業部門に異動し、現職。
距離がわかる「特殊カメラ」に着目
Panasonicのプレゼンスを高めた新製品導入
皆さんがイメージされるPanasonicの商品が家電系や住宅系であるように、「デバイス製品はよく知らない」、それが最初に代理店から言われた言葉です。私はまずはデバイス製品に興味を持ってもらい、その理解度を高めたいと考えました。そもそもデバイス製品の取扱いが少ない中で、どのようなアクションを起こせばインパクトを与えられるか。検討した結果、私が着手したのが新製品分野への挑戦でした。限られた需要の中でシェア占有を他社と競合するのではなく、新製品導入によって独自のポジションを築くこと。それを目指して、私が着目したのは代理店から問い合わせがあった距離がわかる「特殊カメラ」です。
現在、空港などで自動認証を行う自動化ゲートが導入されていますが、あの自動認証の一部に採用されているのがその「特殊カメラ」です。Panasonic内部でも技術は確立していたものの、何に適用すればいいか検討が続いていました。私はセット全体を把握する中で、該当製造部門と社外の協力工場、代理店のスケジュール調整など、文字通り奔走して量産を実現しました。単に代理店のニーズに応えるだけでなく、新たな製品を、新たな分野で提案することでPanasonicのプレゼンスを高めた実感のある取り組みでした。通常の販促支援活動に加え、新しい商品を売ることが営業の重要なミッションだと思っています。