特長
フォルダー監視機能
スキャナーや複合機から読み込んだ帳票画像が指定の監視フォルダーに保存されると、自動的にOCR認識を開始し、認識結果をデータベースに保存します。複合機のFAX機能と組み合わせることで、FAX OCRシステムを構築できます。
監視ルールの設定
画像の入力から認識結果の保存までを設定した、複数の監視ルールを登録することができます。拠点ごとや処理グループごとに統一したルールを設定することができます。
複数人で確認修正作業を分担
データベースに保存された認識結果は、クライアントPC用の確認修正アプリケーション「同時修正クライアント」から、排他制御を行いながら、複数端末で同時に確認修正することが可能です。複数人で確認修正することによって、作業時間を短縮できます。
低品質文字に強い高精度OCRエンジン搭載
パナソニック独自の言語処理ロジックで、FAXで送受信された注文書のかすれた文字など低品質文字にも強い日本語活字OCRエンジンを搭載しています。
車検証、アンケート用紙など、さまざまな帳票タイプに標準対応!
■ 日本語第二水準漢字に対応
「帳票OCR サーバー版」では、帳票の活字、手書き文字、チェックマーク、バーコード、QRコードを認識して、データ化することが可能です。日本語第二水準漢字にも対応しています。
※ 日本語第二水準漢字は、活字のみ完全対応となります。手書き文字の対応は一部のみとなります。
■ 自動車検査証などの色付き帳票の認識に対応
特殊二値化処理を搭載し、背景がある部分のOCR認識が可能です。
自動車検査証(グレー、青)や色の付いた枠などに記入されたチェックマークなどの認識にも対応できます。
■ さまざまなバーコードに対応
CODE39、NW-7、JANコード(JAN-8、JAN-13)、ITFコード(ITF-6、ITF-14、ITF-16)※1、CODE128(CODE128、GS1-128)など、さまざまなバーコード認識に対応しています。
※1 ITFコードは、ITF-6、ITF-14、ITF-16のベアラーバーありの場合のみ対応します。
■ QRコードに対応
生産システムや物流システムなど、さまざまなシステムで利用されている二次元QRコードの認識機能を搭載しています。
さまざまな帳票に対応できる位置補正機能と帳票自動識別機能を搭載
■ 位置補正機能
罫線またはタイミングマークによる位置補正機能を搭載しています。認識原稿をスキャンする際に位置がずれたり、傾きが発生した場合でも、画像を補正して正しく認識することが可能です。
■ 帳票自動識別機能
位置補正に罫線を利用することで、認識原稿の帳票を自動判別して、適した認識設定(フォーマットファイル)で認識することが可能です。複数の帳票が混在する場合でも、フォーマットごとに文字認識を行う必要がなく、一度で認識できます。
充実のスキャン画像の保存機能
スキャナーや複合機でスキャンした帳票画像の「ファイル名自動設定機能」や、「保存先のフォルダの自動振り分け機能」などを標準で搭載しています。
住所入力をサポートする住所変換機能
「郵便番号 ⇔ 住所」の変換辞書を搭載しました。
OCR認識した郵便番号から住所一覧を逆引き表示し、認識結果の修正が行えます。