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株式会社バーテック様

導入の手軽さとコストパフォーマンスを決め手に「WisOCR for 注文書」を採用
月300件の注文書のデータ入力時間を約50%削減

左:営業部 カスタマーサポートチーム チームリーダー 尾花 千里 様
右:経営管理部 木我 隆弘 様

株式会社バーテック様 ロゴ

株式会社バーテック様

「ブラシで世界を変えよう」をブランドビジョンとし、現場の課題だけでなく、社会問題や環境問題にも貢献すべく、工業用特殊ブラシや衛生管理ブラシをはじめ、データセンター業界向け自動調圧ブラシや防虫防鼠シールブラシなど、ブラシの枠にとらわれない製品の製造・販売を行う。
その背景には「現場主義」があり、積極的な現場訪問と丁寧なヒアリングで、ニーズの変化に合わせた製品提供を可能にしている。

また社員の働きがい向上のためのさまざまな社内業務改善にも注力しており、7年連続でGreat Place To Work(=GPTW)の『働きがいのある会社』ランキング『従業員25-99人部門』ベストカンパニーに選出されている。

株式会社バーテック 営業部 カスタマーサポートチームでは、受注対応に加え、電話問い合わせの一次対応や営業担当者のフォロー、さらに顧客からの見積依頼に対するヒアリングや追加提案など、多岐にわたる業務を担当されています。今回は社内業務改善としてパナソニック ソリューションテクノロジー(以下、パナソニック)のAI帳票OCR「WisOCR for 注文書」を採用。その活用により各取引先から届く注文書の入力に要する時間を約50%削減することに成功しています。

導入前の課題

  • FAXで届く注文書を手作業で基幹システムへ入力しており担当者の負担となっていた
  • 取引先ごとに決まった入力ルールへの対応や入力ミスへのプレッシャーなどから作業のハードルが高くなってしまっていた
  • 外部委託やオンプレミスのOCRサービスは、事前設定作業や運用保守面で負担が大きく費用対効果が出せない

導入後の効果

  • 「WisOCR for 注文書」により、300件分の注文書のデータ入力時間を月50時間から25時間に削減し、顧客対応により多くの時間を充てられるようになった
  • 「WisOCR for 注文書」により、データ入力の標準化とミスの削減を実現し、属人化も排除 。入力業務へのハードルを引き下げた
  • 月額3万円(税抜)からのクラウド型OCRサービスである「WisOCR for 注文書」で、スムーズな導入と運用を実現

導入の背景や経緯

今回カスタマーサポートチームで「WisOCR for 注文書」を導入いただいた背景には、どのような課題があったのでしょうか?

弊社にはEDI形式で届く注文書以外にも、1日に30枚ほどはFAXで注文書が届きます。
これについては手入力で基幹システムに入力するしかなく担当者の負担となっていました。
また受注対応はミスが許されず、取引先ごとに入力すべき項目などのルールも存在し、心理的な面でも担当者の負担となっていました。

どのような経緯で「WisOCR for 注文書」をご検討いただいたのでしょうか?

実は過去にOCRサービスを導入して受注対応業務の効率化に取り組んだことがありました。しかしFAXで届いた注文書を紙で出力⇒スキャンしてTIFFファイルに変換⇒OCRを実行⇒CSVファイルに出力⇒取引先ごとにVLOOKUP関数などを用いて商品コードを変換し、基幹システムで取り込めるようにCSVデータを整形、と作業工程がかなりありました。
弊社に届くFAX注文書は、1社につき数枚程度のため、取引先ごとにCSVファイルの調整が必要な従来のOCRサービスではメリットを感じられず、利用しなくなっていました。

そのためOCRサービスの導入には後ろ向きで、当初は外部委託を検討しました。しかし社内独自の入力ルールへの対応があるため、締め切りに間に合わせるのが難しく、社内で対応を効率化しようと、改めてオンプレミスのOCRサービスの検討を始めました。ただ、機能面は充実しているものの、サーバーの構築やメンテナンスのコスト、事前設定の工数などを考えると、弊社の受注件数では費用対効果が出ず、導入は難しいと判断しました。そこで信頼している複合機メーカーの営業担当者より、クラウドのOCRサービスである「WisOCR for 注文書」ご紹介いただきました。

Before/他社OCRサービス利用時~利用停止後

導入の決め手

「WisOCR for 注文書」のどのような点をご評価いただき採用いただいたのでしょうか?

まず導入しやすかった点がポイントとなりました。
外部委託やオンプレミスでは要件定義や環境構築など事前の準備が必要ですが、「WisOCR for 注文書」は、パナソニックが用意した環境に注文書のPDFをアップロードするだけで、すぐに注文書のデータ化を始められました。

またコストが安かったのも魅力の一つでした。
「WisOCR for 注文書」は初期費用なし、月額3万円(税抜)から始めることができ、月々の受注件数がそれほど多くない当社にはうってつけでした。

※ WisOCRシリーズの価格情報はこちらから

活用方法

「WisOCR for 注文書」をどのように活用されていますか?

営業部 カスタマーサポートチームが、特に発注の多い会社の注文書に絞り込み、毎月270~300枚程度に「WisOCR for 注文書」を使っています。
FAXで届いた注文書PDFを「WisOCR for 注文書」にアップロード⇒OCR結果を確認・修正⇒CSVファイルに出力⇒基幹システムへ取り込み、という流れで活用しています。
過去に利用していたOCRサービスでは、出力されたCSVファイルを取引先ごとに都度整形する必要がありましたが、現在は「WisOCR for 注文書」から出力されたCSVファイルをそのまま基幹システムから取り込んでいます。

導入効果

「WisOCR for 注文書」の導入でどのような効果がありましたか?

OCR導入前は、FAX経由の受注対応が業務を圧迫していましたが、「WisOCR for 注文書」を導入することで、かなり時間を作れるようになりました。
すべての注文書にOCRで対応できるわけではありませんが、
300件分の注文書の入力時間を毎月50時間から25時間と、半分程度にすることができました。
削減された時間をお客様対応や業務分析、施策作りなど、人だからこそできる業務へシフトできるようになりました。 また取引先ごとに決まった入力ルールへの対応も、OCRを通すことで対応が標準化され、人員の入れ替わりがあっても誰でもすぐに対応ができるようになり、入力ミスも削減されました。

After/「WisOCR for 注文書」導入後

今後の展望

「WisOCR 」シリーズの今後の活用予定や展望についてお伺いします。

コストパフォーマンス次第では、経理部門で取り扱っている請求書にも活用を広げたいです。
また海外との取引関連書類も取り扱っているので、そういった書類にもぜひ今後対応していってほしいと思います。

株式会社バーテック様 ロゴ

株式会社バーテック様

本社所在地:〒540-6033 大阪府大阪市中央区城見1丁目2−27  クリスタルタワー33階
社長:末松 仁彦
創業:1943年10月10日
設立:1962年7月1日
事業内容:
工業用特殊ブラシ・衛生管理ブラシ・データセンター業界向け自動調圧ブラシ及び防虫防鼠シールブラシの設計開発・製造・販売


※ 本文中に記載されている内容は、2024年11月の取材時点のものです。

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