パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社 採用情報・エンジニアインタビュー

設計 T.Kさん

2020年度入社

写真:設計/T.Kさん

事前検証の有用性

私は画像認識ソフトの設計開発業務に携わっています。
画像認識とはカメラを通じて画像を撮像し、その画像から得られる情報を様々な機器で活用する仕事です。具体的には生産ライン上に流れてくる製品のキズや汚れの検査、ロボットの可動域を制御する為のソフトの設計開発を行っています。

入社3年目にある工場ライン設備の画像認識ソフトの導入を任せてもらいました。このテーマでは検査工程が8工程存在し、それぞれの検査に対応するソフトが必要でした。その為、一つ一つのソフトの仕様に関して光学検証実験やお客様との打ち合わせを何度も行い、問題点や認識の相違を可能な限り払拭してソフトの作成を行いました。苦労しましたが、そのおかげで現地では大きな問題なく導入を進めることができ、お客様からも感謝の声を頂くことが出来ました。その一方で、自分の知識の甘い部分や現場で初めて気づいた撮像環境の影響などがあり、カメラ調整やソフト導入で一部苦労した為、その教訓を糧として、
今後の現地立ち上げ時に活かしていきたいと考えています。

やりたい事を仕事に

当社を選んだ理由は、制御設計業務に携われると考えたからです。
制御設計と一括りに言ってもたくさんありますが、特に安全面に関わるような大きな責任のある制御設計をしたいと考えていました。それで言うと現在従事している画像認識は一つデータを間違うだけで、不良品を世に出してしまう危険性がある責任重大な仕事とも言え、当初の希望に叶っていると思っています。
当社ではメカ設計や製造など様々な分野の業務がある為、自分からやりたい分野を伝えればそれに沿った仕事に従事できることもあり、その点は一つの魅力だと感じています。

就職活動では自分自身の中でやりたい事の軸を一つ決めておく事が重要だと思います。その軸を中心に様々な会社を調べることで、自分に合った会社がきっと見つかると思います。似通っていてわからないと感じた場合は、様々なインターンに参加するのも面白いと思います。その会社の雰囲気や業務を詳細に知ることができ、就職活動の視野がよりクリアになると思います。もし、当社のモノづくりに興味を持っていただければ是非一緒に働きましょう!