2022年09月25日 日刊工業新聞電子版に掲載されました。
ロボティックモビリティPiiMo(ピーモ)は、障害物を検知すると減速または停止する「自動停止機能」、先行機体に追従動作する「自動追従機能」を有した新しいモビリティです。先頭の一台を搭乗者もしくはスタッフが操作し、後続のモビリティが自動追従することで、安全に効率よくグループの移動をサポートします。
安全でスムーズな移動を支える3つの機能
機能 1 ■自動停止
●自動停止
周囲の障害物を監視し、自車両の状態情報をもとに衝突予測しながら必要に応じて減速し衝突回避する。
●安全停止
衝突が予測される場合は、モータ出力の停止、ブレーキングにより自車両を急停止させる。内部状態を常にモニターし、異常を検知した場合は、走行を停止させる。
※(一財)日本品質保証機構がロボティックモビリティに搭載される安全関連制御システムを、国際規格IEC 62061に基づいて評価し適合証明書を発行したもの
【注意】自動停止、安全停止に係る制約条件
- 透明ガラス、鏡面など正しく検知できないものがあります。
- 障害物検知センサーの高さは床面より250mmの高さです。
- 壁面の途中から突出している造作物などと本体が接触する可能性があります。
機能 2 ■追従走行
●仕組み
- 先頭車両はリモコンで操縦(搭乗者による操縦も可能)
- 後方車両は前方車両の軌跡を追従
(後方車両のレーザセンサが前方車両の反射板の位置を追従)
●特徴
- レーザセンサは追従機能と安全機能の役目を兼任
- 車々間は無線通信で、停止情報などを全車両で共有
- 前方の軌跡は独自の認識技術で正確に追従走行が可能
(人混みなどでも安定した走行/コーナでショートカットなどなく走行が可能)
機能 3 ■簡単操作
●2段階速度調節機能
ジョイスティックの操作により低速モードと通常モードをいつでも切り替え可能
●シーンに合わせて列作成、一時解散、列復帰
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