院内搬送の課題
薬剤や検体を運ぶ院内搬送業務は、欠かせないルーティンですが、人材確保が大きな課題です。また、搬送システムの導入は、セキュリティ性や安全面のほか、ルート工事などの手間やコストがかかることも問題でした。
自律搬送ロボットHOSPIは、安全・確実に、薬剤や検体などを運ぶことができ、上下階の移動も可能です。搬送時の安全性にも配慮し、確実に院内搬送業務を行います。新築・既存施設など、さまざまな施設に設置工事をすることなく導入可能です。国内外の11の病院で導入。商品化してから現在まで無事故※で運用中です。
※2022年3月現在
課題の解決
解決1 医療スタッフの時間創出
搬送業務をHOSPIに任せることで、医療スタッフがより本来の業務に専念できます。
ある病院の薬剤部から病棟への搬送にHOSPIを利用。1日平均、臨時搬送が14回、定時搬送が8回、人での搬送時間が往復20分の場合、約7時間20分の時間を創出することができました。
解決2 安全に移動
パナソニック独自のセンシング技術により、危険な場所や人の動きを検知し回避します。
高性能センサーを複数台搭載。階段や車いすの患者様、細い点滴台や背の低い歩行器などを検知。状況に応じて、減速・停止・回避し、安全に運行します。
解決3 フロア間の移動を実現
エレベーターの乗降や認証式の自動ドアもネットワークを通じて利用可能。
ネットワーク通信によりエレベーターを呼び出し自動で乗り降りします。エレベーターは無人の時のみ利用するなど、利用者を優先しながら安全に運行します。
解決4 導入後のルート変更にも柔軟に対応
特別な設置工事を必要としないため導入コストを抑えることができます。
HOSPIは、あらかじめ記憶した地図情報をもとにセンサーで位置を判断しながら運行するため、ガイド設置などの工事を必要としません。導入後のルート変更などにも柔軟に対応できます。
「HOSPI」10の特徴
HOSPIには院内搬送にあたり業務をサポートするさまざまな機能が備わっています。
HOSPIの活用紹介
導入実績
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イラストダウンロード
HOSPIのイラスト(4色×5パターン)がダウンロードできます
HOSPI運用の院内で患者様・お客様向けの注意書き等にご使用下さい