知財×空間ソリューション

彼らは国を動かし、法律を変えてしまった。

日本ではこれまで、空間デザイン(意匠)を権利化することができませんでした。家やオフィス、店舗や街といった空間をまるごとデザイン、プロデュースしているPanasonicにとって、これは大きな問題。こうした問題を解決するために動いてくれたのが、知財部門でした。当社としてどのような制度の在り方が望ましいのか。知財・デザイン・技術の三者で意見をすり合わせ、業界団体や国を巻き込み何度も議論。そしてついに、法律を変えることができたのです。これからは体験価値が重視される時代。空間デザインにはより多くのアイデアが求められます。体験価値をCI(コーポレートアイデンティティ)・ブランドへと昇華させるため、知財の方々にはこれからもお世話になる機会が増えそうです。 <デザイナー>

空間ソリューション