お客様のために、良いものづくりにつながる調達を目指す
社員インタビュー No.2
パナソニック株式会社 コールドチェーンソリューションズ社 コールドチェーン事業部 調達部 契約課
金井 達哉
品質と価値を支える根幹の仕事
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの冷凍・冷蔵ショーケースなどを扱う、コールドチェーンソリューションズ(CCS)社の調達部に所属しています。調達部は主に契約部門と購買部門の2部門があり、私は契約部門で、工場で組み立てるための部品の単価やリードタイムといった契約条件をサプライヤー様との間で調整し、契約を結ぶ仕事をしています。前職で10年ほど経験を積み、パナソニックには2022年9月に入社しました。 調達は地味な仕事かもしれませんが、パナソニックの根幹であるものづくりや品質を支える仕事であり、最終的なお客様の満足、そして価値創造にもつながるやりがいのある仕事だと思います。
サプライヤー様との綿密な対話でものづくりを良い方向へ
この仕事で重要となるのがサプライヤー様とのコミュニケーションです。特に、込み入った商談では自ら先方に出向き、真摯に向き合って対話することが非常に重要です。効率的かつ安定的な生産に向けて、つくり上げる製品を安定的に稼働させ、お客様に喜んでいただくべく、ものづくりをどんどん良い方向に向かわせるのが私の役割となります。そのためには、入手性の悪い部品を見直して新しい部品に替えたり、リードタイムの長い部品から短い部品に代替したりといった、小さな工夫の積み重ねが大切です。
調達面での小さな工夫の積み重ねが、お客様の満足につながる
入社早々に、大きなプロジェクトに携わりました。コロナ禍での半導体不足や原材料コストの上昇を背景に、基板アセンブリ・組み立てを委託する協力会社で対応していた電子部品の調達を当社で一括して行うことで、納期管理を的確に行い安定生産を実現する、グループ契約価格を適用したコストダウンを図るというプロジェクトです。1,300品目以上ある電子部品について、一つひとつ調達の流れを構築するのは根気と労力を要する仕事でしたが、なんとかやり遂げることができました。
「お客様大事」の仕事と、家族との時間を両立
創業者の想いが込もったパナソニックグループの経営基本方針の中では「お客様大事」の考え方に強く共感し、今日より明日が良くなるよう、お客様を想って日々の仕事に向き合っています。また、社風や職場環境にも満足しています。私には子どもが3人おり、まだ小さいので家族との時間を重視していますが、職場ではフレックス勤務や在宅勤務などを活用できるほか、有給休暇も取得しやすく、働きやすさを感じます。職場は群馬県で、近隣にはラグビーで盛り上がる埼玉県の熊谷市があります。「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の試合を観戦するという会社のイベントには家族で参加するなど、公私ともに充実した生活を送ることができています。
人事施策ポイント解説「キャリア採用」
パナソニックでは、異業種の経験を積まれてこられた方、ベンチャーを経験してこられた方など、多様なバックグラウンドを持つ方のキャリア採用に積極的に取り組んでいます。あわせて、さまざまな経験を持つ多様な人材が活躍できるオープンな組織風土や、働き続けることのできる環境づくりに向けた取り組みを推進しています。新たな人材が入社することで、ダイバーシティをさらに加速させ、環境変化に対応していきたいと考えています。