健康経営
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
健康経営宣言
我々は、日本社会が迎える「労働人口減少」という課題に対し、「現場データ」と「デジタルテクノロジー」の活用により、現場力の中心である『人』の生産性を高め、社会へ貢献することを目指しています。
我々にとって、社員は最も重要な資産であり、社員が創造性を最大限に発揮することにより、この目指す姿を実現していきます。
社員が創造性を発揮するためには、社員一人ひとりが健康な状態であることが全てのベースと考え、生き生きと働きやすい職場づくりに会社全体で取り組みます。
代表取締役社長 伊藤 一義
■ 健康経営優良法人2024
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、経済産業省と日本健康会議が進める健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
当社は、2019年7月に制定した健康宣言に基づき、今後も社員が心身ともに健康で生き生きと働くことができる環境づくりに、積極的に取り組んで参ります。
代表取締役社長
伊藤 一義
従業員一人ひとりが健康で生き生きと働ける環境づくりが、経営活動の原点
パナソニック ソリューションテクノロジーは、お客様の働き方改革にお役立ちできるソリューションのご提供を通じてお客様のビジネスをご支援する会社です。
その為には、従業員が元気で高いモチベーションを持ち、自らが働き改革を実践していくことが必要不可欠です。
このような考えのもと、従業員一人ひとりの健康意識を高め、心身共に健康で生き生きと働くことができる環境づくりに取り組んでいきます。
■ 推進体制
代表取締役社長が「健康最高責任者(CHO)」を務め、その配下に人事担当役員を統括責任者とする「健康経営推進委員会」を設置し、活動の実務を推進しています。
推進にあたっては、「人事部門」「安全衛生委員会」「健康保険組合」「健康管理室」「健康づくり活動部会」と連携し、従業員の健康増進を図るために各種施策の企画・推進に取り組んでいます。
■ 目指す姿
KPI | 指標 | 2022年度 実績 |
2023年度 実績 |
2024年度 目標 |
中期目標 | |
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社員個人の 健康度 |
パフォーマンス | アブセンティーズム※1 | 83% | 82% | - | - |
プレゼンティーズム※2 | - | 5.98 | 6.2 | 6.5 | ||
「健康づくり総合評価※3」の向上 | 運動習慣のある社員の 割合※4 |
29% | 30% | 35% | 50% | |
歩行習慣のある 社員の割合※5 |
29% | 29% | 40% | 50% | ||
減塩を意識する社員の 割合※6 |
42% | 47% | 50% | 50% | ||
組織の健康度 | ストレスチェック 「組織の総合健康度」の改善 |
「総合健康度」指数※7 | 49.6 | 50.1 | 53 | 55 |
ストレスチェック ワークエンゲージメント |
ワークエンゲージメント | 2.4 | 2.5 | - | - | |
社員意識調査(EOS) 「社員エンゲージメント」の改善 |
「社員エンゲージメント」肯定回答率の割合※8 | 56% | 56% | 60% | 61% |
※1 自分の病気で仕事を休んだ日数が0~3日と回答した社員の割合
※2 WHO-HPQの設問より、0が最悪、10が最も優れたパフォーマンスとした場合、心身の状態による仕事におけるパフォーマンスの評価の平均値(0~10の整数で回答)
※3 「運動・食事・睡眠・禁煙・飲酒」の5つの適正な生活習慣をあわせもつ数が多い社員ほど、肥満や身体愁訴の割合が低く、仕事のパフォーマンス(自己評価)が高いことがわかりました。その中でも当社の課題である「運動・食事」を指標として設定
※4 健診問診票にて「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2回以上、1年以上実施している」の問いに、「はい」と回答した人数の割合
※5 健診問診票にて「歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している」の問いに、「はい」と回答した人数の割合
※6 健診問診票にて「塩分のとり過ぎに注意している」の問いに、「はい」と回答した人数の割合
※7 組織健康度=ワークエンゲージメントと活気、イライラ、疲労、抑うつ、身体的ストレス、身体愁訴を集計
※8 会社へのコミットメントの度合い、仕事における自発的な取り組み意欲を示す設問への肯定回答率
■ 重点取り組み実績
重点取り組みの指標 | 2022年度 実績 |
2023年度 実績 |
2024年度 目標 |
||
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社員個人の健康度 | 「健康づくり活動」を通じた社員の健康向上 | ウォークラリー参加率 | 93% | 96% | 100% |
健康増進イベント参加率 | 20% | 20% | 30% | ||
体力チェック実施率 | 47% | 39% | 50% | ||
組織の健康度 | 「コミュニケーション施策」を通じた職場活性化 | 1on1ミーティング実施率 | 77% | 82% | 85% |
職場懇談会の実施率 | 56% | 74% | 60% | ||
「働き方改革」を通じた社員の健康向上 | 年休取得10日以上 | 80% | 80% | 80% |
■ 具体的な取り組み内容
コミュニケーション活性化
- 1on1ミーティング
上司(課長)と部下の1対1の面談を毎月1回以上実施 - 職場懇談会
毎月1回、職場で懇談会を実施、他職場とのクロス職懇も実施 - オンライン懇親会
職場の懇親会に費用を助成、「まじめな雑談」の機会として実施し、コミュニケーションを促進 - 社内報
各自自由に投稿できるコミュニケーションツール
働き方改革・ワークライフバランス
- 長時間労働抑止システム「Chronowis」の導入
(2023年度:残業時間平均21.3時間) - フレックスタイム、時差出勤、テレワーク、社外サテライトオフィスを導入し、働きやすい環境を提供
- フリーアドレスをオフィスへ導入し、コミュニケーションを促進
- 風土変革を目指した服装の自由化を導入(ドレスコード廃止)
- 職場内BGMの導入
- トランジション休暇の導入
- 年休推進(2023年度:年休取得日数平均17.1日)
健康づくり活動・健康増進
- 全員参加の部門対抗ウォークラリーを毎年開催
- 全部門参加のオフィスAJTA(玉入れ)大会の開催
- 社員からのリクエストに基づいた健康増進イベントを定期的に開催
(例:健康診断前の運動イベント、運動習慣プログラム、体力チェックの実施など、リアルとオンラインのハイブリッドで定期的に開催) - 「禁煙デー」や「肺クリーンハーフデー(毎週金曜の午前中は禁煙)」の導入
- 禁煙相談、禁煙治療助成の紹介
- 屋内禁煙化
- 適正な生活習慣向上を目的とした各種セミナーの実施(食育セミナー・睡眠セミナー・飲酒セミナー・女性の健康セミナー)
- ラジオ体操の導入
- パナソニックエクササイズの導入
- ヘルスリテラシー向上を目的とした、健康情報の定期発信(減塩クイズなど)
- スポーツクラブとの提携
AJTA大会:役員チーム
AJTA大会の様子
運動イベント
健康セミナー
健康増進・生活習慣病予防対策
- 定期健診(2023年度:受診率100%、適正体重者率62%)
- がん検診(女性検診に対する費用助成や協定医療機関の紹介)
- 歯科健診(年齢により、費用助成あり)
- 精密検査(項目により、無料(健保全額負担))
(2023年度:受診率91%) - 特定保健指導(2022年度実施92%)
メンタルヘルス対策
- メンタルヘルスセミナーの実施
(管理監督者向けラインケア/従業員向けセルフケア、理解度97%) - ストレスチェックの実施(2023年度:受検率98%)
- 社内相談窓口の設置
その他
- 部活動への助成
(活動の奨励と社外コミュニケーションの活性を後押し)
レジャー部:活動の様子
レジャー部:集合写真
■ スポーツエールカンパニー
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、スポーツ庁による「スポーツエールカンパニー2024」に認定されました。
スポーツエールカンパニー制度とは、スポーツ庁が、運動不足である「働き盛り世代」のスポーツ実施を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的として、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業を認定する制度です。
当社は、全社運動イベントや各種運動の体験会など、社員の運動実施率向上への取り組みを推進しています。