ご挨拶
当社は、1937年(昭和12年)京都市右京区に繊維メーカーとして東洋絹靴下株式会社を設立、1944年(昭和19年)には前身の東洋電波株式会社に社名を変更し、レーダー等に利用される真空管製造を開始、繊維から真空管事業へと業種転換を図りました。
1950年(昭和25年)には、当時の松下電器産業株式会社の子会社となり、ラジオ用真空管の製造を行っていましたが、昭和30年代に真空管で培った金属プレスと気密封止技術を活かし半導体事業へと転換を図りました。その後、半導体事業拡大により1982年(昭和57年)生産増強に向け金属プレスの製造を京都府亀岡市に移転し、リードフレームの金型製作、プレス、めっきまで一貫生産工場として操業を開始しました。
近年では、パナソニックグループ内の拠点再編を経て、2020年(令和2年)6月に現在のパナソニック デバイスコンポーネント株式会社として発足しました。
特にLED用途を中心とした樹脂付きリードフレーム商品については、高精度の金型技術や高性能のめっき技術を通じて、高輝度や高信頼性を実現し、車載分野を初めとして、グローバルで多くのお客様にご愛顧を頂き、LED用のリードフレーム市場において世界有数の製造メーカーとなっております。
私達は引き続き、優れたデバイスと唯一無二のソリューションで、お客様と共に新しい未来と豊かな社会の実現に貢献する会社を目指して参ります。
私たちのミッションビジョン
会社概要
会社名 |
パナソニック デバイスコンポーネント株式会社(PDC) |
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所在地 |
京都府亀岡市大井町小金岐四丁目24番地 |
役員一覧
代表取締役社長 |
川端 稔 |
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取締役 |
吉川 祐一 |
取締役 |
上田 泰正 |
監査役 |
上田 利彦 |
監査役 |
渡辺 大輔 |
体制図
沿革
1937年 |
東洋絹靴下株式会社 設立(京都市右京区) 1944年 東洋電波株式会社に社名変更
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1982年 |
東洋電波株式会社 亀岡事業場 操業開始 1982年 金型・プレス部品生産(リードフレーム用) |
2005年 |
パナソニック デバイスディスクリートセミコンダクター(株)創業 [東洋電波(株)・松下電子応用機器(株)合併] |
2014年 |
パナソニック セミコンダクターソリューションズ(株)創業 [パナソニック(株)セミコンダクター事業部・PIDDSC(*1)・PIDOSC(*2)合併] |
2020年 |
パナソニック デバイスコンポーネント(株)創業 [PSCS(株)(*3)の吸収分割により、電子部材事業を事業承継] 2021年 中国子会社生産終了(パナソニック デバイスディスクリートセミコンダクター蘇州(有)) |
2024年 |
パナソニック インダストリー(株) メカトロニクス事業部 ファインエレメントBUに編入 |
国際規格認証
1995年 |
品質マネジメントシステム ISO9002取得(1996年ISO9001移行) |
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1997年 |
環境マネジメントシステム ISO14001取得 |
2003年 |
労働安全衛生マネジメントシステム OHSAS18001取得(2020年ISO45001移行) |
2008年 |
情報セキュリティマネジメントシステム ISO27001取得 |
2017年 |
自動車産業品質マネジメントシステム TS16949取得(2018年IATF16949移行) |
事業内容(車載LED用リードフレーム)
■様々な社会課題とニーズにお応えするリードフレームを提供
社会課題
カーボンニュートラルにおける車価値の変革と安心/安全の追求
ニーズ
電動化、自動運転化、車内快適性、表示多様性
◆省電力化/発光効率の向上、使用箇所の車室外への拡大
◆従来の「点灯照明」に「表示空間演出」を加えたデバイスへ
■私達のLED用リードフレームが採用されるアプリケーション
- Interior Lighting(インテリア照明全般)
- Information Display(インフォメーションディスプレイ)
- Ambient lighting(アンビエント)
- Cluster panel(クラスターパネル全般)
- Rear combination(リアコンビランプ)
- Turn signal(ターンシグナル)
- Position lamp(ポジションランプ)
- Side marker lamp(サイドマーカー)
事業構成
売上高 94億円(2023年度実績)
車載用
56%
液晶バックライト用
35%
その他
9%
ディスプレイ用LED
2波長レーザー用
センサー用
など