エッジからクラウドにわたるデータ処理と統合運用を可能に
データインフラの新しいポートフォリオ「HPE Alletra」
デジタルトランスフォーメーションやハイブリッドクラウドの普及によりデータ量や種類が増加し、その管理は複雑化する一方です。ある調査結果を見ても、ストレージとデータ管理の複雑さがデジタルトランスフォーメーションを阻害している、大規模環境でのストレージ管理を主要な課題と捉えているIT意思決定者が数多く見られます。
このような環境下で、データインフラをシンプルかつ俊敏にするための新しいストレージブランド、それがHPE Alletraです。汎用的なワークロードに適した「HPE Alletra 5000」、ビジネスクリティカルなワークロードやHCIに適した「HPE Alletra 6000」、大規模統合やミッションクリティカルなワークロードに適した「HPE Alletra 9000」を提供するとともに、クラウド管理ツール「Data Services Cloud Console(DSCC)」による統合管理を実現します。
※ 「ESG社によるIT意思決定者の市場調査」(ESG社、2021年4月)
HPE Alletra 5000
General Purpose Apps
ハイブリットフラッシュアレイ
99.9999% 可用性保証
AI-driven
HPE Alletra 6000
Business Critical Apps
All-NVMe アレイ
99.9999% 可用性保証
AI-driven
HPE Alletra 9000
Mission Critical Apps
All-NVMe アレイ
100% 可用性保証
AI-driven
Date Services Cloud Console
as a service の従量制消費モデル「HPE GreenLake」
汎用的なワークロードに適したミッドレンジストレージ HPE Alletra 5000シリーズ
「HPE Nimble HF」のDNAを引き継いだAlletra 5000は、コスト効率に優れ、オールフラッシュソリューションを必要としないワークロードに適しています。99.9999%のデータ可用性の保証によって耐障害性を確保し、必要に応じて拡張できます。
ビジネスクリティカルなワークロードやHCIに適したエンタープライズストレージ HPE Alletra 6000シリーズ
「HPE Nimble AF」のDNAを引き継いだ、オールNVMeのAlletra6000 は、可用性やパフォーマンスが求められるビジネスクリティカルなワークロードに適しています。99.9999%のデータ可用性の保証によって耐障害性を確保し、必要に応じて拡張できます。
ミッションクリティカルなワークロードに HPE Alletra 9000シリーズ
「HPE Primera」のDNAを引き継いだAlletra 9000は、レイテンシと可用性に関して厳しい要件が課せられるワークロードに適しています。オールNVMeのパフォーマンス、超低レイテンシ、および100%の可用性の保証により、従来型および最新のミッションクリティカルなアプリケーションを統合します。オンプレミスやクラウドでのDRソリューションにより、事業継続性を確保します。
フルクラウド型運用を可能にするData Services Cloud Console(DSCC)
Data Services Cloud Console(DSCC)は、エッジからクラウドまでのデータのアクセス、保護、検索、移動を効率化するクラウド型のストレージ管理ツールです。シンプルな展開、インテントベースのプロビジョニング、透過的なアップグレードが可能になるなど、クラウドの俊敏性を利用してインフラ運用の効率化に貢献し、組織のデータ主導のイノベーションを加速します。
管理サーバーをオンプレミスに
構築不要でさまざまなサービスを
常に最新の状態で利用可能
管理コンソールがクラウド上に
配備されるためエッジからコアまで
さまざまな機器を一元管理可能
さまざまな障害をAIが予測「HPE InfoSight」
HPE Alletraは、業界最先端のインフラストラクチャ向けAIである「HPE InfoSight」を搭載しています。ハードウェアだけでなくソフトウェアや構成に関わる障害の予兆を検知し、障害対応の工数を大幅に削減。また、インフラの現状報告や将来予測も可能になります。
as a serviceの従量制消費モデル「HPE GreenLake」の契約が可能
オンプレミスに導入する際に、as a serviceの従量制で利用できる契約が「HPE GreenLake」です。これにより、ビジネスニーズに対応して俊敏にリソースの増減が可能になる、オーバープロビジョニングを回避してインフラコストの削減ができる、インフラに関わる費用を資産ではなく経費として計上できるようになりキャッシュフローが改善につながるなどのメリットが生まれます。
HPE Alletra 仕様
HPE Alletra 9000
ベースシャーシ | 4U | 4U |
ノードの最大数 | 2または4 | 2または4 |
ベースシャーシの最大NVMeドライブ数 | 48 | 48 |
CPUファミリー | Cascade Lake - 10c 2.2GHz | Cascade Lake - 20c 2.1GHz |
ノードあたりのソケット / CPU / ASIC | 2 / 2 / 4 | 2 / 2 / 4 |
DIMM / ノード | 8 x 32GB | 12 x 64GB |
ノードあたりのメモリー容量 | 256GiB | 768GiB |
ノードあたりのPCleスロット | 3 | 3 |
ノードあたりの組み込みポート | 1 x 10GBase-T 管理 1 x 10GBase-T サポート 1 x シリアルコンソール 2 x 10GBase-T RCIP 2 x 100GbE NVMe-oF |
1 x 10GBase-T 管理 1 x 10GBase-T サポート 1 x シリアルコンソール 2 x 10GBase-T RCIP 2 x 100GbE NVMe-oF |
オプションのHBA | 4ポート16 / 32Gb FC 4ポート 10 / 25GbE 4ポート 10GBase-T |
4ポート 16 / 32Gb FC 4ポート 10 / 25GbE 4ポート 10GBase-T |
NVMeブートドライブ | 2 x 1TB | 2 x 1TB |
最大NVMe(SSD搭載数)/ Alletra9000 アレイ |
240 | 240 |
電源装置 | 1700W | 1700W |
保証 | 3 / 0 / 0 | 3 / 0 / 0 |
HPE Alletra 6000 / HPE Alletra 5000
ベースシャーシフォームファクタ | 4U | 4U |
筐体のサイズ(W x H x D) | 439 x 175.8 x 800 (mm) | 439 x 175.8 x 890 (mm) |
筐体の重量 | 54.5 kg | 65 kg |
コントローラーの数 | 2 (アクティブ / スタンバイ) | 2 (アクティブ / スタンバイ) |
CPUファミリー | AMD Rome | Intel Cascade Lake |
コントローラーあたりのコア数 | 8〜128 | 6〜24 |
コントローラーあたりのメモリー(GB) | 64〜896 | 32〜160 |
ベースシャーシの最大ドライブ | 24 NVMe SSDs | 21 SAS HDD, 6 SSDs |
システムあたりの最大ドライブ数 (ベース+シェルフ) |
72 NVMe SSDs | 126 SAS HDDs, 36 SSDs |
ベースシャーシの最大実容量 | 368TB (24 x 15.36TB SSD) | 294TB (21 x 14TB SSD) |
システムあたりの最大実容量 | 最大1536TB | 最大1260TB |
ドライブ容量 | 1.92TB 〜 15.36TB NVMe | 2TB to 14TB SAS HDD, 480 GB to 8 TB SSD |