パナソニック製品で人々や動物たちを幸せにしたい
社員インタビュー No.9
パナソニック株式会社 空質空調社 日本マーケティングセンター 家電企画推進部 企画課 新需要係
田頭 裕子
パナソニックの信頼とパワーで社会のwell-beingに貢献
「Panasonic」ブランドの持つパワー、「パナソニック」という企業に対する信頼性を活かせば、もっと社会をwell-beingにしていけるのではないか。私はそれを強く感じています。
パナソニックとの出会いは、学生時代のインターンシップです。創業者の経営理念に感銘を受け、自分の価値観と合致した社風があると実感したため、入社。入社後5年間は内勤業務を務めましたが、当社製品を仕入れてくださる得意先のことをより正しく理解しないと、家電の事業戦略は描けないと考え、その想いを人事面談で伝えたところ、営業部門への異動が叶いました。
女性初の薄型テレビ商談担当にチャレンジ!得意先・お客様の目線に立つ大切さを学ぶ
任されたのは、薄型テレビの量販法人への商談担当。当時はまだテレビの商談は男性中心で、初の女性営業となりました。右も左も分からないところから始まったため、販売の責任の重さに悩んだことも多々ありましたが、得意先の目線に立ち、その先のお客様にも喜んで頂ける「三方良し」の提案をする大切さを学ぶなど、事業全体を俯瞰する視野が広がり、自身の大きな糧となりました。
「パナソニック保護犬猫譲渡会」で、パナソニックの社会課題に向き合う姿勢を表現
現在は、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 「ジアイーノ」のマーケティングを担当しています。脱臭力が極めて高い本製品はペットオーナーの購入率が高いため、ペットマーケティングを推進中。さらに、私自身も2匹のトイプードルと暮らしており、かねてから飼育放棄や多頭飼育崩壊など保護犬猫問題に心を痛めていたので、この社会課題の解決に個人ではなく会社として貢献できないかと考え辿り着いたのが、「ジアイーノ」の動物保護団体への寄贈と「パナソニック保護犬猫譲渡会」の開催です。一般的な譲渡会は増えてきてはいますが、主催する動物保護団体の善し悪しの判断がつかず、参加を躊躇う方も少なくありません。そこで、長年広く認知されている「パナソニック」を前面に出し、より参加しやすい譲渡会を開催できたら、保護犬猫の譲渡を加速できないか、との想いで実行したところ、開催1年目でのべ約4,200名を集客し、418頭の保護犬猫へ280件の譲渡申し込みが入りました。「ジアイーノ」もたくさんのお客様にご紹介でき、商品認知の拡大につながっています。
動物と暮らす人々に寄り添う「未来の定番」づくり
このように、動物たちの命を救うことや彼らと暮らす人々の「幸せ」に貢献すると共に、当社のブランドイメージ向上、さらには当社ペット家電の普及拡大にもつなげていきたい。この取組みは社内でも評価され、社内表彰制度「Make New Award」New Challenge部門 初代グランプリを受賞しています。これからは「ジアイーノ」の普及拡大のみならず、All Panasonicで動物と暮らす人々に寄り添う「未来の定番」づくりにも注力していきたいです。
人事施策ポイント解説「Make New Award」
パナソニックでは、「Make New 」というアクションワードのもと、変革への行動につながる自らの志(こころざし)を掲げ、未来のくらしの「定番」となるような製品・サービス、ソリューションを生み出す取り組みを推進しています。失敗を恐れずにチャレンジした人が報われることを可視化し、挑戦を称える社内表彰制度「Make New Award」を設け、社員一人ひとりへの「Make New」のさらなる浸透を図っています。