データドリブンな商品開発で、ものづくりの価値を高めたい

写真:オフィスにいる女性社員 写真:オフィスにいる女性社員

社員インタビュー No.8

パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 パナソニック マーケティング ジャパン(PMJ)出向
中島 優

飛行機用モニター開発からシステムエンジニアへ

「ものづくりについて学びたい。ものづくりをするなら、楽しいものをつくりたい」。これが、私が就職先としてパナソニックを選んだ大きな理由です。入社後は、開発部門で飛行機用のモニターに関わるソフトウェア開発を担当しました。海外旅行が好きで、飛行機も好きだったので、飛行機に関わるものづくりに携わることができたことは大きな喜びでした。自分の希望としては、開発の経験を3~4年積んだ後に、マーケティング系やカスタマーサービス系の仕事のどちらかに就きたいと思っていましたが、コロナ禍の時期と重なり、システムエンジニアとしてアサインされ、仕事をすることとなりました。

写真:ノートパソコンで仕事をする女性社員

お客様に近い立ち位置で、ものづくりを考えることの大切さ

今考えると、ここでの経験も自分にとって大きな糧になったと考えています。システムエンジニアとして、BtoBのお客様のニーズに触れ、そのニーズを満たすシステムを開発してお客様に納入するという、お客様に近い立ち位置の仕事ができたからです。また、この仕事を通じて、お客様との対話からニーズを引き出すスキルを期せずして身につけることができました。

写真:休憩する女性社員

パナソニックのDX戦略とイノベーション

その後は「eチャレンジ制度」を利用して、現在在籍しているDX企画室に異動させていただきました。パナソニックグループでは現在、Panasonic Transformation(PX)として、パナソニック流のDXの推進に取り組んでいます。今の仕事もその一部で、国内のBtoCの家電マーケティングにおけるDX推進に関わっています。パナソニックは、家電に関してお客様とのさまざまなタッチポイントを有しています。家電量販店や「パナソニックの店」(街のでんきやさん)など、実店舗での接点を多く持っているのも当社の特徴です。

写真:話し合う社員達

DXでつなぐ家電マーケティングの未来

こうしたリアルな接点の部分で、DXを駆使したマーケティングを強化するのがDX企画室での今の私の仕事です。異動してまだ1年足らずなので、今後数年はDXの 浸透を図り、DXの力で家電マーケティングを変えていくことをやり遂げ、その後は商品開発の部門で、データドリブンな商品開発を行うことにもチャレンジしたいと考えています。 パナソニックは、社員の可能性を尊重し、それを活かそうとしてくれる社風を持つ会社です。また、多様な事業があり、それだけに自分のやりたい仕事に出合える可能性も高く、何よりも会社や上司がそれを真剣にフォローしてくれます。私自身も、自分が楽しいと思うものづくりにチャレンジし続けたいと思います。

人事施策ポイント解説「Panasonic Transformation(PX)」

カルチャー改革するためには、一人ひとりの行動が変わることが重要と考えています。その取り組みの一つとして、DXの取り組みを「Panasonic Transformation(PX)」と称し、ITシステム面の変革にとどまらない、経営基盤強化のための重要戦略として推進中です。「PX」には、文字どおり「パナソニックグループ全体を変えていく」という意味を込めており、各事業会社のDX支援とグループ全体のIT経営基盤の底上げを目的としています。

人事施策ポイント解説「Panasonic Transformation(PX)」のイラスト