パナソニックは私自身を育ててくれる会社

写真:オフィスにいる女性社員 写真:オフィスにいる女性社員

社員インタビュー No.5

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 ビューティ・パーソナルケア事業部 技術企画部 開発プロセス革新課
新井 有美子 

創業者の理念と受け継がれる風土

パナソニックという会社は、創業者の持つ理念が大切にされ、それが今も息づいている会社だと思います。「物をつくる前に人をつくる」という創業者の言葉どおり、入社後に配属された部署でも、そのような風土が根づいていることを強く感じました。

写真:モニターを見る女性社員

障がいへの配慮が育むパナソニックの文化

私は耳が聞こえにくく、就職には不安もありましたが、学校の先輩もすでに多く働いている会社ということもあり、コミュニケーションに関する配慮など、職場では障がいのある社員への配慮も行き届いているだろうとは思っていました。実際に入社し、配属された職場の雰囲気は、期待を超えるすばらしいものでした。 聴覚に障がいのある方々はすでにこの職場にもいて、その方々と触れ合えることに安心感がありました。また、コミュニケーションに関して、入社直後から手厚いサポートもいただきました。私の不安にも真正面から向き合い、親身になって話を聞いてくれました。障がいの有無にかかわらず、上司や同僚の方々の振る舞いからは人を育てることへの高い意識が感じられ、パナソニックに入社して良かったとつくづく思いました。

写真:仕事をする女性社員

商品を通じたやりがいと喜び

現在は、コンピューターで商品などの立体画像をつくり上げる3DCGの仕事を任されています。CGは学生時代から学んでいたものの、ここでは立体画像や動画の制作もあり、使用するソフトも異なることから、配属後にゼロから学んだことも少なくありません。商品の画像を描くには、まずはその商品のことをよく知ることが大切だと思い、開発者や営業担当の方々からも学びました。もちろん、苦労もありましたが、商品を手がける方々の話を聞きながら、またチームの中でいろいろとアイデアを出し合いながら1つの良いものをつくり上げていくプロセスが、自分としてはとても楽しく、またやりがいも感じます。街中の広告やネットなどで、自分の手がけた作品を見つけた時には心が躍ります。

写真:3DCGの画像
写真:3DCGの画像

障がいのある後輩たちも、自信をもって、この職場で夢を実現させてほしい

自分としては、私という存在が職場にいることの意味を常に考えるように心がけています。耳が聞こえにくい人にとって不便だと感じることは臆せずに発言します。こうしてはどうかという提案もします。そうすることが職場環境の改善につながりますし、さらに言えばパナソニックという会社が社会から高く評価され、発展していくうえで重要なことのようにも思います。障がいのある後輩にも、そのような気持ちを持ってほしいと思います。自分の夢をあきらめず、自信を持って自分に磨きをかけ、夢を実現させてほしいと思います。

人事施策ポイント解説「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」

DEI(ダイバーシティ:多様性、エクイティ:公平性、インクルージョン:包括性)の推進により、一人ひとりが自分らしく生き生きと働き、最大限にチャレンジできる企業風土づくりに注力しています。障がいの有無にかかわらず互いの個性を受け入れ活かし合うことで、より高い価値を生み出し、DEIの取り組みを通じて、「一人ひとりが活きる経営」「物と心が共に豊かな理想の社会」を実現し、より多くの人々の幸せに貢献していきます。

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