自ら希望した異動で、自分自身の価値を高める

写真:オフィスにいる男性社員 写真:オフィスにいる男性社員

社員インタビュー No.4

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 ライティング事業部 ライフスタイルライティングビジネスユニット 非住宅空間演出事業推進部 インテリア企画課
中島 将太

くらしを彩る営業への魅力と挑戦

以前は、ハウスメーカーで住宅販売の営業に携わっていました。お客様の大きな買い物の後押しをする仕事にやりがいを感じていたのですが、くらしの身近なところでもっとお客様と接する仕事がしたいと思うようになり、2016年からパナソニックで働いています。照明やキッチン、トイレなど、くらしに密着した商品をお客様にお勧めする仕事、そして自分がお勧めする商品をお客様がご使用になり、喜んでいただける姿が見たかったのです。また、私自身が大阪出身ということもあり、大阪に本社のあるパナソニックで働いてみたいという気持ちもありました。入社後に配属されたのは、電材営業事業部。取り扱う商品は天井に設置するLED照明器具で、7年間、主に官公庁向けの販路を開拓する営業活動に打ち込みました。

写真:ノートパソコンで仕事をする男性社員

商品企画への転身を選んだ理由

現在はライティング事業部で、商品企画の仕事に携わっています。この異動は自らの意思で、「eチャレンジ制度」という社内公募異動制度を活用しました。当社はものづくりの会社ですので、商品をつくる仕事をしてみたいという想いが募ったためと、自分のアイデアを反映させた商品をお客様に使って喜んでいただきた いと思ったからです。

写真:話をする男性社員

チーム内におけるコミュニケーションの捉え方の違い

現在は主にオフィス向けLED照明に関する商品企画を担当しており、照明器具の改修の際に代替する新しいLED照明の企画を始めたところです。照明器具は、オフィスの新築に伴うニーズもありますが、近年は改修やリニューアルに伴うニーズが非常に高まっています。私たちのチームがターゲットとして捉えているのも、そのような照明のニーズです。私は、商品を扱う方のニーズを捉えて商品企画に反映させていくことが基本であり、オフィスの改修を請け負う工事会社の意見を伺うことはとても重要だと考えていたのですが、商品企画部ではこれまで、こうした方々から直接話を伺う機会を設けてこなかったことを知りました。工事会社とのコミュニケーションは営業部の仕事という認識が強く、企画・開発部と営業部の間の“壁”をあらためて感じました。

写真:電話をする男性社員

企画・開発部と営業部の間にある“壁”を取り払うことが私の役割

照明器具の営業経験を持つ私であれば、この“壁”を打ち破ることができるのではないかと思い、上司の賛同を得たうえで、現在は営業部に出向き、お客様の生の声を収集する活動を始めています。このような体験から、多様な部署で経験を積むことの大切さを実感しました。今後もさまざまな業務を通じて視野を広げながら、お客様に喜んでいただくための努力を続けていきます。

人事施策ポイント解説「eチャレンジ制度」

一人ひとりのチャレンジの機会を創出する「eチャレンジ制度」は、個人の成長と自律的なキャリア形成を後押しし、新たな仕事に挑戦するための公募制度です。各事業部門が必要な人材を募集、社員は自らの強みを武器にその仕事にチャレンジできるほか、パナソニックグループの他の事業会社の公募にもチャレンジ可能です。パナソニックでは挑戦したい人を応援しており、自身のスキルや関心に応じて、いろいろな分野に携われる可能性の機会を設けています。

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