パナソニックの世界中の拠点で、仲間と挑戦を続けたい

写真:オフィスにいる女性社員 写真:オフィスにいる女性社員

社員インタビュー No.11

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部 衣類ケアBU 商品企画部 ドラム洗商品企画課
島田 楓

商品企画部門への配属とMEへの参画

商品企画の仕事に就いて5年目になります。花形部門というイメージから商品企画に憧れる方も多いと思いますが、日々の仕事はどちらかと言えば泥臭く、社内では各部門との調整、社外ではお客様ニーズの把握・分析に明け暮れます。大変さはありますが、そこが醍醐味でもあると思います。 パナソニックでは、商品の企画、開発、製造、販売部門から数人ずつが集まり、新商品をつくり上げていくME(マイクロエンタープライズ)制が2021年に導入されました。私自身も商品企画の立場で1つのMEに参画し、2年が経過しました。

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海外での仕事と生活

私は今回MEのプロジェクトにおいて、海外での勤務を実現できました。海外には学生時代から興味があり、特にダイナミックな成長を遂げる中国や東南アジアに魅力を感じるようになりました。インターンシップ先にもインドネシアを選び、大学を休学して1年間生活した経験もあります。日本も大好きですが、海外に身を置くことで、日本では得られないような気付きもあるため、自分自身のアンテナの張り方も変ります。中国を訪れたのは今回が初めてでしたが、スピード感や先進性などは想像をはるかに超えており、驚かされました。

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中国でのMEを通じて得られるもの

私たちのMEのミッションは、主に新しい衣類乾燥機の商品化です。MEのリーダーは自由な発想力を持つ方で、そのポジティブマインドがメンバーにも伝播し、楽しく仕事が出来ています。試行錯誤の連続で、アイデアが途中で頓挫することもありますが、過程での失敗も、いずれは何かの役に立つような気がします。私たちのMEには、中国と日本の共同開発体制を構築するという別のミッションもあります。これまでは日本から中国の開発拠点への技術指導という側面が強かったのですが、最近では、お互いに学び合うような風土も生まれつつあります。

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これからのチャレンジ

パナソニックでは今、社員のチャレンジを尊重し、評価する風土が急速に芽生え始めています。商品開発部門やMEでの仕事は、ゼロからアイデアを生み出すこと、主体的に考えて行動を起こす姿勢を身に着けることなど、私自身にとっても非常にチャレンジングでした。MEの良さは、それぞれが自分たちの職能の看板を背負って1対1で議論ができるところにあります。メンバー同士が本音でぶつかり合える環境が、私自身の成長にもつながりました。これからもパナソニックで、世界中の拠点で仲間とつながり、挑戦を続けたいと思います。

人事施策ポイント解説「マイクロエンタープライズ制度(ME制)」

パナソニックでは、職能横断で商品の企画・開発・製造・販売部門から社員が数人ずつ集まり、商品企画から収益までの責任を持つプロジェクトチームを編成して新商品を作り上げる「マイクロエンタープライズ制度(ME制)」と呼ぶ仕組みを設けています。
商品のなかに顧客価値が十分織り込めているのか、革新性があるのか、サステナビリティの観点ではどうか、そして、短い開発リードタイムを実現できているのかといった開発プロセスそのものも重視しています。

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