安全衛生・メンタルヘルス
労働安全衛生方針
当社では経営理念に示された「人間尊重」の精神に基づき、9つの項目からなる「労働安全衛生方針」を社長が発信しています。各事業場では同方針に基づき、日々の安全衛生活動に取り組んでいます。
労働安全衛生体制
安全衛生委員会を中心に、従業員の声を反映しながら各職場の作業環境にあわせた取り組みを推進しています。労働災害撲滅に向け、安全対策の強化と安全意識の向上に努めています。
労働安全衛生マネジメントシステム
当社では「安全は事業運営の前提」と捉えており、各事業場における取り組みの強化と継続的な改善活動により安全衛生レベルの維持向上を図っています。活動に際しては安全衛生にかかわる各種規程、基準を定めるとともに、労働安全衛生マネジメントシステムに基づきPDCAを確実に回すことでスパイラルアップを目指しています。
リスクマネジメント
各事業場では、作業毎に危険性や有害性の特定をした上でリスクの見積りを行うことで、対策の優先度やリスク低減措置を決定しています。リスク低減措置については、本質安全化を基本とし、安易に保護具や教育による対策にとどまることがないよう、評価方法を工夫すると共に、対策後もどうしても残存リスクをなくすことができない場合は表示や教育を徹底するなどの対応を行っています。また、対策に必要なリソースを割くことで、適切な物的措置・管理的措置を行っています。
グローバル共通の安全・健康ルール
近年の災害を分析した結果、経験の浅さ・言葉の壁に起因した災害が増加傾向にあったため、誰が見ても理解でき、行動に繋がるような内容のルールを策定しました。当社デザイン部門がDEIの視点を取り入れ、ピクトグラムで表現しています。安全だけでなく、健康や生活習慣に関するルール(日英中版)も作成することで、グローバル全体でヘルスリテラシー向上を目指す取り組みを試行しています。
就業時間中の運動機会
労働災害防止の観点、また運動習慣の意識付けという観点から、就業時間中にパナソニックグループ独自の「パナソニックエクササイズ」に取り組んでいます。また、適切な歩幅で歩行することを推奨しており、身長別の適切な歩幅を見える化した「ヘルスアップロード」を工場内に設置しています。
メンタルヘルス
管理職を対象としたラインケア研修を行うことで、高ストレス者率の低下、メンタル疾患発生の早期予防に努めています。
従業員に心身の不調が生じた場合には、健康管理室の産業医・保健師によるケア、カウンセリングルームや社外EAPでのカウンセリング等により、個人的な悩みや心配事を含めて相談できる体制を整えています。
メンタル疾患による休業から復職する際には、リワークやリハビリ出勤制度を活用し、無理なく職場に戻れるプログラムを提供しています。