お知らせ

ビルトインおよびフロア-タイプ食器洗い乾燥機(フロントオープンタイプ)を修理されたお客様へのお詫びとお願い

日頃は、弊社製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、弊社が1989年から2006年までに生産したビルトインおよびフロア-タイプ食器洗い乾燥機(フロントオープンタイプ:17モデル)のうち、電気系統の修理作業時に不適切な処理が行われていた場合に、ごくまれに機器内部の配線が異常発熱をおこし、発煙・発火にいたる可能性のあることが判明いたしましたので、該当修理品の自主的な点検・処置を実施することにいたしました。

お客様には大変ご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げますとともに、今後同様の事態が発生しないよう再発防止に努めてまいります。

原因は電気系統の修理作業を行った際、内部の電気配線のかしめ不良等の結線不具合や、電気配線のコネクタ部を工具等で抜き差ししたことによる同部位の変形等が発生したことにより、電気配線の接触抵抗が増加して異常に温度上昇することで発煙・発火したものと推定されます。これまでにこのような事象が12件発生していることがわかりました。

弊社といたしましては、このような事態が生じましたことを重く受け止め、修理履歴をもとに同様の事象が発生することを防止するため、該当箇所を修理したお客様へダイレクトメール等にて点検のご案内をさせていただき、必要な場合は無償にて修理をさせていただきます。

お客様にはご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

2006年10月25日
(改訂:2008年10月1日)
パナソニック株式会社(旧社名:松下電器産業株式会社)

点検対象商品および台数

  • NP-9200シリーズ(幅60cmタイプ: 3モデル)
  • NP-5600シリーズ(幅45cmタイプ:12モデル)
  • NP-3000シリーズ(幅30cmタイプ: 2モデル)

上記、3シリーズ 17モデル(シリーズ総生産台数:約90万台)の内、弊社グループ修理部門で電気系統の修理がなされた8,527台です。

なお、今回の点検対象商品は住宅会社様、キッチンメーカー様や、ガス会社様を通じて販売しているものもあります。各社様が独自で修理されたものもありますが、それらからは今回の事象の発生情報はありません。

お客様へのお知らせ

これまでに電気系統の修理を実施したお客様は特定できていることから、点検および必要な場合は部品交換を無償で実施する旨をダイレクトメール等でお知らせいたします。

点検・処置の内容

ダイレクトメール等でお知らせさせていただいたお客様に、下記の点検処置をさせていただきます。

  • 弊社グループ修理部門より電話連絡をさせていただき、訪問日の相談をさせていただきます。
  • 過去の修理箇所を点検し、必要な場合は部品を交換させていただきます。
  • 機種や設置状況により多少異なりますが、所要時間は1~2時間です。
  • 点検開始前と点検完了後に、お客様のご確認をお願いいたします。

お客様お問い合わせ先

ご不明な点がございましたら、下記の窓口へご連絡いただきますようお願い申し上げます。

パナソニック株式会社
ビルトイン食器洗い乾燥機市場対策室

電話番号(フリーダイヤル):

受付時間:

9時~17時(土曜日、日曜日、祝日、弊社休日を除く)

注意事項:

※電話番号はおかけ間違いのないようにお願いいたします。

個人情報の取り扱いについて

お客様から提供いただきました氏名・住所・電話番号などの個人情報は、当該製品の点検・処置以外の目的には使用いたしません。