CEOメッセージ

世界で一番、お客様のお役に立てる会社を目指す

パナソニック株式会社
代表取締役社長執行役員
チーフ・エグゼクティブ・オフィサー（CEO）
品田正弘

Creating the future with you

パナソニックは1918年に創業し、100年以上にわたり人々の生活を向上させる使命に取り組んできました。この努力により、お客様や社会からの信頼を築き上げたことは貴重な財産と考えています。また、「くらしに困っている人々を助けたい」と願う社員が多く存在しており、これもまた重要な財産に違いありません。このような価値観を持つ人材が集まり続けることで、パナソニックはビジネスを通じて大きな力を発揮し続けることができます。人々のくらしの質を上げることがパナソニックの存在意義であり、その想いに共感する人材が集う会社が私たちパナソニックなのです。

人を想う技術と創造力

現在、当社（パナソニック株式会社）はBtoBの事業が大半を占めており、お客様とつながり続け、お客様の生涯の満足度を上げていくことを目指しています。そこで、「人を想う技術と創造力でくらしを支えるベストパートナー」となることをVISION（ありたい姿）として掲げています。「ベストパートナー」という言葉には、私自身の強い想いを込めています。各事業を展開する業界で1位または2位になっていないと、お客様にとっての「ベストパートナー」とは言えません。業界で1位、2位の事業の集合体となること、かつ持続的な成長を続けることで、そのポジションを維持し続けることが極めて大切です。その実現に向け、社員に対しては、「お客様に常に『ありがとう』と言っていただけるような仕事をしよう」「世界で一番、お客様のお役に立てる会社になろう」と繰り返し伝えています。

世界No.1を目指して、社員とともに挑戦し続ける

そこで必要となってくるのが「フレキシビリティ（柔軟性）」です。不確実性の高い時代を迎え、かつての日本の高度経済成長期のような、綿密な計画のもとで確実に業務をこなしていくことが意味を成さない事業環境になっています。そのため、オーバープランニングに陥らず、お客様のご要望に対して柔軟に対応できる事業を展開する必要があります。
お客様の生涯にわたる満足度向上のためには、一人ひとりが新たなチャレンジをしていくことが肝要です。チャレンジできる集団を目指して「Make New」と称したアクションを展開し、じっくり取り組んでいます。かつてのパナソニックがそうであったように、くらしの定番アイテムをお客様に提供し、世界市場で勝ち抜きNo.1を目指すことに、すべての社員とともに果敢に挑んでいきたいと考えています。