新型コロナウイルスの変異株4種(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株)に対する99%以上の抑制効果を実証!試験の結果、ナノイー(帯電微粒子水)を2時間照射することで新型コロナウイルスの変異株4種を99%以上抑制※することが確認出来ました。
※試験は45Lの試験空間で実施され、実使用における製品の効果を実証したものではありません。
新型コロナウイルスの変異株とは
新型コロナウイルスは常に遺伝子変異を起こしており、特にスパイクの先端に変異が起こったものは、感染力が強まったり、ワクチンが効きにくくなることがあります。
WHOが指定した新型コロナウイルス変異株4種
2012年1月のウイルスクリアランス試験にて、未知のウイルスに対してもナノイー(帯電微粒子水)技術の抑制効果が期待できると発表しましたが、昨今の状況より、新型コロナウイルス変異株に対しても改めて検証を行いました。
2020年9月
従来比約1.5倍の感染力
2020年5月
感染力が高い
2020年11月
感染力が高い
2020年10月
従来比約2倍の感染力
検証結果
新型コロナウイルス変異株4種を99%以上抑制
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露することにより、変異株4種全てで99%以上の抑制効果を確認しました。
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露した後の
新型コロナウイルス 従来株の抑制率
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露した後の
新型コロナウイルス アルファ株の抑制率
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露した後の
新型コロナウイルス ベータ株の抑制率
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露した後の
新型コロナウイルス ガンマ株の抑制率
ナノイー(帯電微粒子水)を2時間曝露した後の
新型コロナウイルス デルタ株の抑制率
大阪公立大学 向本 雅郁 教授のコメント
ナノイー(帯電微粒子水)に含まれるOHラジカルの抗ウイルス作用は完全には解明されていませんが、抗体のような特異的な反応ではありません。以前のインフルエンザウイルスやカリシウイルスを用いた実験結果から、ナノイー(帯電微粒子水)のウイルス抑制効果はウイルスを構成するタンパク質、糖、脂質のような成分に依存した作用であると考えられます。実際、今回の検証結果からもナノイー(帯電微粒子水)の新型コロナウイルス株間における抑制率に違いがみられなかったことから、一部のアミノ酸置換によるウイルス変異では不活化効果に影響を及ぼさないと考えられます。そのため、ナノイー(帯電微粒子水)技術は今後も出現するであろう変異株に対して、今回と同じ実験条件下で試験を行えば、同じ実験結果が得られるものと期待できます。
【プレスリリース】
新型コロナウイルスの懸念される変異株4種に対する「帯電微粒子水(ナノイー)」技術の抑制効果を検証(2021年11月1日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn211101-2