PM2.5 と黄砂の有害物質を抑制

画像:大気汚染 テキスト:PM2.5と黄砂の有害物質を分解・抑制

大気汚染物質PM2.5の含有成分の分解、並びに黄砂の付着真菌の抑制に効果があることを実証!
試験の結果、ナノイー(帯電微粒子水)を8 〜24時間照射することでPM2.5含有成分を78%以上分解※、8時間照射することで黄砂付着真菌を99%以上抑制※することが分かりました。

※試験は36L〜24m3の試験空間で実施され、実使用における製品の効果を実証したものではありません。

画像:自然のきれいな空気を吸い込む女性 テキスト:PM2.5含有成分と黄砂付着真菌を78%以上分解・抑制

背景

PM2.5は、大気に浮遊する粒子状物質の中でも直径が2.5μm以下のもので、酸性雨や大気汚染の原因の1つとなっています。また、東アジア内陸部の砂漠や乾燥地域で発生する黄砂はPM2.5の含有成分に加え、真菌類や細菌類等も付着させて各地に飛来しています。

PM2.5の発がんリスクについて

世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関は、PM2.5による発がんリスクを最高レベルの危険度に分類しています。

表:発がんリスクのある物質の選定

EPA:米国 環境保護局 規制物質 16物質
環境省:環境省 PM2.5測定方法 暫定マニュアル 19物質
IARC:国際がん研究機関による発がん性評価リスク 23物質

1:ヒトに対して発がん性である
2A:ヒトに対して恐らく発がん性である
2B:ヒトに対して発がん性であるかも知れない
3:ヒトに対する発がん性については分類できない

検証結果

PM2.5 含有成分と黄砂付着真菌を分解・抑制

PM2.5に含まれ、発がん性リスクが高いとされる多環芳香族炭化水素(5種)、油臭の原因とされているアルカン(ヘキサデカン 旧名 セタン) 、酸性雨の原因のひとつとされる芳香族カルボン酸(安息香酸)それぞれに分解効果を確認。また、黄砂に付着し、アレルギー発症の原因にもなると考えられているビルカンデラ菌に対しても抑制効果を実証しました。

PM2.5 に含まれ発がん性リスクが高いとされる多環芳香族炭化水素

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のベンゾ(a)ピレン分解率 97%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後
のベンゾ(a)ピレン分解率

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のベンズ(a)アントラセンの分解率 78%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
ベンズ(a)アントラセンの分解率

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のベンゾ(b)フルオランテンの分解率 79%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
ベンゾ(b)フルオランテンの分解率

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のインデノ(1,2,3-cd)ピレンの分解率 97%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
インデノ(1,2,3-cd)ピレンの分解率

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のジベンゾ(a,h)アントラセンの分解率 81%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
ジベンゾ(a,h)アントラセンの分解率

PM2.5に含まれ油臭の原因とされる成分,PM2.5に含まれ酸性雨の原因とされる成分

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を24時間曝露した後のアルカン(ヘキサデカン)の分解率99%

ナノイー(帯電微粒子水)を24時間曝露した後の
アルカン(ヘキサデカン)の分解率

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の芳香族カルボン酸(安息香酸)の分解率98%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
芳香族カルボン酸(安息香酸)の分解率

黄砂に付着しアレルギー発症の原因となる真菌

グラフ:ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後のビルカンデラ菌の抑制率 99%

ナノイー(帯電微粒子水)を8時間曝露した後の
ビルカンデラ菌の抑制率

【プレスリリース】
帯電微粒子水(※1)「nanoe(ナノイー)」がPM2.5含有成分の分解と黄砂付着真菌の抑制に効果があることを検証(2014年1月16日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2014/01/jn140116-2/jn140116-2.html